Hitachi

 Hitachi Application Server V10 定義リファレンスWindows®用)


7.18.4 -XX:ConcGCThreads

Concurrent Markingの処理を並列実行するスレッド数を指定します。

説明

G1GCが有効な場合に、Concurrent Markingの処理を並列実行するスレッドの数を指定します。

JavaVM起動時に、このオプションに指定した数のConcurrent Marking処理用スレッドが作成されて、処理が実行されます。 このオプションを省略した場合は、次の式で算出された数のConcurrent Marking処理用スレッドが作成されます。

Max((ParallelGCThreads+2)/4,1)

小数点以下は切り捨てです。Max(A,B)は、AとBのうちから大きい方の値を選択することを示します。

注※

ParallelGCThreadsは、-XX:ParallelGCThreadsに指定した値です。

このオプションを指定する場合は、次の点に注意してください。

前提オプション
  • -XX:+UseG1GC

関連オプション
  • -XX:ParallelGCThreads

書式

-XX:ConcGCThreads=整数値

指定できる値

整数値

型:Integer

0〜1000の整数で指定します。

デフォルト値

定義項目の省略

Max((ParallelGCThreads+2)/4,1)

値の省略

Max((ParallelGCThreads+2)/4,1)