7.17.3 jvm.userprf.File
ユーザー拡張性能解析トレース設定ファイルのファイルパスを指定します。
説明
ユーザー拡張性能解析トレース設定ファイルのファイルパスを指定します。
ユーザー拡張性能トレースは、このプロパティーに指定したファイルパスのファイルをユーザー拡張性能解析トレース設定ファイルとして読み込みます。なお、このプロパティーを指定していない場合、デフォルトのファイルパスのファイルをユーザー拡張性能解析トレース設定ファイルとして読み込みます。
ユーザー拡張性能解析トレース設定ファイルに記述されたメソッドが、ユーザー拡張性能解析トレースのトレース対象となります。
- 前提プロパティー
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jvm.userprf.Enable=true
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書式
jvm.userprf.File=文字列
指定できる値
- 文字列
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型:String
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ユーザー拡張性能解析トレース設定ファイルのファイルパスを指定します。
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指定できるファイルパスは1つだけです。
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カレントディレクトリーからの相対パスおよび絶対パスがパス文字列として有効です。
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デフォルト値
- 定義項目の省略
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JDKのインストールディレクトリー\usrconf\userprf.cfg
- 値の省略
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ファイルが存在しないワーニングメッセージをJavaVMログファイルに出力します。
記述例
-Djvm.userprf.File=/test/setting.txt
注意事項
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ユーザー拡張性能解析トレース設定ファイルを読み込むときの文字エンコーディングは、JDKの動作プラットフォームのデフォルトエンコーディングです。文字エンコーディングがデフォルトエンコーディング以外の場合、デフォルトエンコーディングで記述されているものとして処理されます。
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サーバごとにユーザー拡張性能解析トレースを異なる設定にする場合は、サーバごとにユーザー拡張性能解析トレース設定ファイルを用意して、このプロパティーでサーバごとのファイルパスを指定してください。
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指定されたファイルパスのファイルが読み込めない場合や読み込んだ設定が有効でない場合、ユーザー拡張性能解析トレース設定ファイルの読み込み時のログがJavaVMログファイルに出力されます。