Hitachi

 Hitachi Application Server V10 定義リファレンスWindows®用)


7.6.4 -XX:HitachiVerboseGCIntervalTime

拡張verbosegc情報を出力する時間(秒)の間隔を指定します。

説明

拡張verbosegc情報を出力する時間(秒)の間隔を指定します。

オプションを指定した場合

拡張verbosegc情報をGCごとに出力するのではなく、指定された時間を超えた次のGCを出力します。このとき、前回の出力から今回の出力までの間に発生した、次に示すGCの回数も出力します。これらは必ず出力されます。

表7‒5 回数を出力するGCの一覧

文字列

意味

Full

FullGCをスキップした回数

Copy

CopyGCをスキップした回数

オプションを指定しない場合

0秒がデフォルトで設定され、GC発生ごとに拡張verbosegc情報を出力します。

前提オプション
  • -XX:+HitachiVerboseGC

書式

-XX:HitachiVerboseGCIntervalTime=整数値

指定できる値

整数値

型:Integer

0〜2147483647の範囲の整数値(単位:秒)を指定します。範囲外の値が指定された場合は0が設定されます。負の値を指定した場合はエラーとなります。

デフォルト値

定義項目の省略

-XX:HitachiVerboseGCIntervalTime=0

出力例

出力例1(-XX:+HitachiVerboseGCオプションのSerialGCの場合)
[VGC]<Thu Oct 02 10:38:53.658 2014>(Skip Full:1,Copy:0)
[Full GC 770K->682K(8064K), 0.0050003 secs][DefNew::Eden: 88K->0K(2304K)]
[DefNew::Survivor: 0K->0K(256K)][Tenured: 681K->682K(5504K)] 
[Metaspace: 3634K(4492K, 4492K)->3634K(4492K, 4492K)]
[class space: 356K(388K, 388K)->356K(388K, 388K)] 
[cause:System.gc][User: 0.0000000 secs][Sys: 0.0000000 secs]
[IM: 11944K, 12448K, 0K][TC: 22][DOE: 0K, 0][CCI: 1173K, 245760K, 2496K]
出力例2(-XX:+HitachiCommaVerboseGCオプションのSerialGCの場合)
VGC,Thu Oct 02 10:38:52.442 2014,1,0,0,Full GC,770,682,8064,0.0040002,88,0,2304,
0,0,256,681,682,5504,3634,3634,4492,3634,3634,4492,356,356,388,356,356,388,1,0.
0000000,0.0000000,11913,12448,0,22,0,0,1173,245760,2496