6.2.9 mail.smtp.writetimeout
mail.smtp.writetimeoutでは、ソケットの書き込みタイムアウト値をミリ秒単位で指定します。
説明
mail.smtp.writetimeoutでは、ソケットの書き込みタイムアウト値をミリ秒単位で指定します。このタイムアウト値は、接続ごとにjava.util.concurrent.ScheduledExecutorServiceクラスで実装されます。java.util.concurrent.ScheduledExecutorServiceクラスでは、タイムアウト値を超えた場合にソケットを閉じるためのスレッドをスケジュールします。mail.smtp.writetimeout使用時のオーバーヘッドは、1接続当たり1スレッドです。デフォルト値は-1です。タイムアウト値に-1もしくは0を指定、またはこのプロパティーを省略した場合、タイムアウトは設定されません。
指定できる値
型:Integer
-1〜2147483647
デフォルト値
- 定義項目の省略
-
-1(タイムアウトは設定されません)
記述例
Properties properties = new Properties(); properties.setProperty("mail.smtp.writetimeout", "30"); Session session = Session.getDefaultInstance(properties); Message message = new MimeMessage(session); message.setSubject(sentDate); Transport.send(message);