Hitachi

 Hitachi Application Server V10 定義リファレンスWindows®用)


2.3.164 TransferLog

ラベル名を指定しないLogFormatディレクティブのフォーマットでのアクセスログを出力する場合に指定します。

説明

ログを格納するファイルまたはログを出力するプログラムを指定します。ログのフォーマットはラベル名を指定しないLogFormatディレクティブで指定できます。

LogFormatディレクティブでログのフォーマットを指定する場合は、IPv6アドレスやIPv6アドレスに対応したホスト名も出力できます。

LogFormatディレクティブでフォーマットを指定しない場合は、標準のログフォーマットで出力します。

書式

TransferLog {ファイル名|パイプ}

指定できる値

ファイル名

ログを格納するファイル名を指定します。ファイル名には、絶対パスまたはServerRootディレクティブの指定値からの相対パスが指定できます。

パイプ

標準入力からログ情報を受け取るプログラムを"|プログラム名"のフォーマットで指定します。

記述できる場所

httpsd.conf<VirtualHost>

記述例

TransferLog "|
\"\"Application Serverのインストールディレクトリー/httpsd/sbin/rotatelogs.exe\" 
\"Application Serverのインストールディレクトリー/httpsd/logs/access\" 86400\"" 

rotatelogsプログラムを使用してログを24時間ごとに分割して採取します。