2.3.112 QOSResponse
流量制限機能によって処理が拒否された場合にレスポンスとして返すコンテンツを指定します。
説明
流量制限機能によって処理が拒否された場合に、ステータスコード503とともに返送するコンテンツを指定します。コンテンツはサーバプロセス内にキャッシュされるため、変更する場合にはサーバの再起動が必要です。
なお、流量制限機能を使用するには、mod_hws_qosモジュールの組み込みが必要です。
LoadModule hws_qos modules/mod_hws_qos.so
書式
QOSResponse {file[MIMEタイプ]ファイル名|message テキスト}
指定できる値
- file
-
指定したファイルを、指定したMIMEタイプで返送します。MIMEタイプを省略したときはtext/htmlが設定されます。また、ファイル名には、絶対パスまたはServerRootディレクティブの指定値からの相対パスが指定できます。
- message
-
指定したテキストを返送します。テキストは先頭に"を記述して文字列を指定します。MIMEタイプにはtext/htmlが設定されます。
記述できる場所
httpsd.conf、<VirtualHost>、<Location>Location
記述例
QOSResponse file "text/html; charset=ISO-8859-1" htdocs/busy.html QOSResponse message "Server busy.