2.3.57 HWSErrorLogClientAddr
エラーログに出力するクライアントアドレスをX-Forwarded-Forヘッダー値に変更する場合に指定します。
説明
バックエンドサーバで、エラーログに出力するメッセージテキストの"[client クライアントアドレス:ポート番号] "を"[X-Forwarded-For X-Forwarded-Forヘッダー値] "に変更するよう設定します。
ロードバランサーやプロキシーサーバを介してバックエンドサーバがリクエストを受信すると、バックエンドサーバがエラーログに出力する「クライアントIPアドレス:ポート番号」がリクエストを送信したクライアントのIPアドレスではなく、ロードバランサーやプロキシーサーバのIPアドレスになる場合があります。ただし、ロードバランサーやプロキシーサーバの中には接続元のクライアントIPアドレスをX-Forwarded-Forヘッダーに付加する場合があるため、出力内容をX-Forwarded-For X-Forwarded-Forヘッダーの値へ変更することで、接続元のクライアントIPアドレスが出力されるようにします。
- 注意事項
-
X-Forwarded-Forヘッダーを受信する前にエラーが発生した場合や、一部のメッセージでは変更できません。
書式
HWSErrorLogClientAddr X-Forwarded-For
指定できる値
- X-Forwarded-For
-
エラーログに出力する"[client クライアントアドレス:ポート番号] "を"[X-Forwarded-For X-Forwarded-Forヘッダー値] "に変更します。
記述できる場所
httpsd.conf