Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスUNIX®用)


2.26.3 list-event-hooks

イベント検知時コマンドの一覧表示

書式

asadmin [asadmin-options] list-event-hooks [--long={false|true}]

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

list-event-hooksサブコマンドは、登録されているイベント検知時コマンドを一覧表示します。

このコマンドはリモートモードだけサポートします。

実行権限

一般ユーザー

引数

--long={false|true}

ヘッダー情報を表示するかどうかを指定します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

    すべてのイベント検知時コマンドの一覧およびヘッダー情報を表示します。一覧には、すべての項目を表示します。

  • false

    すべてのイベント検知時コマンドの一覧だけを表示します。ヘッダー情報は表示しません。一覧には、名前、メッセージIDおよびスクリプトのパスを表示します。

デフォルト値:false

出力形式

1行目は出力情報のヘッダー部となり、固定文字列で出力形式を示します。

カラム間は、カラム内で最も長い文字列と次のカラムの先頭までを、2つの半角スペースで区切ります。

ヘッダーを除く各行はcreate-event-hookサブコマンドの登録順に表示します。

NAME   MESSAGEID   SCRIPT         MONITORING-TIME-SPAN  MONITORING-MAX-COUNT
名前   メッセージID  スクリプトのパス  時間間隔               最大許容実行回数

名前:イベント検知時コマンド名を表示します。

メッセージID:メッセージIDを表示します。

スクリプトのパス:実行するスクリプトの絶対パスを表示します。

時間間隔:最大許容実行回数を設定する時間間隔を表示します。

最大許容実行回数:最大許容実行回数を表示します。

使用例

ヘッダーを含め、登録されているすべてのイベント検知時コマンドを表示する場合

list-event-hooks --long=true

[出力例]

NAME       MESSAGEID    SCRIPT        MONITORING-TIME-SPAN  MONITORING-MAX-COUNT
Event01    KDKD10083-I  /work/failure-script.sh  180          3

ヘッダーを表示しない場合

list-event-hooks --long=false

[出力例]

Event01  KDKD10083-I  /work/failure-script.sh

戻り値

戻り値

説明

0

正常終了

1

異常終了