2.25.2 delete-message-security-provider
メッセージセキュリティープロバイダーの削除
書式
asadmin [asadmin-options] delete-message-security-provider [--help] [--target target] --layer message_layer provider_name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
delete-message-security-providerサブコマンドは、メッセージセキュリティープロバイダーを削除します。このサブコマンドを実行すると、指定したメッセージレイヤーのprovider-config子要素(domain.xmlのmessage-security-config要素)が削除されます。domain.xmlファイルには、Java EE Serverのパラメーターとプロパティーを指定します。このサブコマンドで指定したオプションは、domain.xmlのmessage-security-configおよびprovider-config子要素内の属性に適用されます。メッセージレイヤー(message-security-config要素)が存在しない場合は作成され、さらにその配下にprovider-config子要素が作成されます。
このコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
ファイル
このサブコマンドを実行すると、指定したメッセージレイヤーのprovider-config子要素(domain.xmlのmessage-security-config要素)が削除されます。domain.xmlファイルには、Java EE Serverのパラメーターとプロパティーを指定します。このサブコマンドで指定したオプションは、domain.xmlのmessage-security-configおよびprovider-config子要素内の属性に適用されます。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
削除するメッセージセキュリティープロバイダーの対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
domain
ドメインを対象とします。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- --layer message_layer
-
削除対象のプロバイダーがあるメッセージレイヤーを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
HttpServlet
-
SOAP
デフォルト値:HttpServlet
-
- provider_name
-
provider-config要素を参照するときに使用されるプロバイダー名を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
プロバイダー名
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンス上のクライアントから、メッセージセキュリティープロバイダーを削除します。
asadmin delete-message-security-provider --target instance1 --layer SOAP mySecurityProvider
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |