2.24.4 create-managed-thread-factory
ManagedThreadFactoryリソースの作成
書式
asadmin [asadmin-options] create-managed-thread-factory [--help] [--enabled={false|true}] [--contextinfoenabled={false|true}] [--contextinfo={Classloader|JNDI|Security|WorkArea}] [--threadpriority threadpriority] [--description description] [--target target] jndi_name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
create-managed-thread-factoryサブコマンドでは、ManagedThreadFactoryリソースを作成します。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --enabled={false|true}
-
ManagedThreadFactoryが実行時に有効であるかどうかを指定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:true
-
- --contextinfoenabled={false|true}
-
コンテナーのコンテキストをスレッドに伝えるかどうかを決定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:true
-
- --contextinfo={Classloader|JNDI|Security|WorkArea}
-
各スレッドに伝える個別のコンテナーコンテキストを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
Classloader
-
JNDI
-
Security
-
WorkArea
デフォルト値:Classloader、JNDI、SecurityおよびWorkArea
-
- --threadpriority threadpriority
-
作成済みスレッドに割り当てる優先順位を指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
1〜10
デフォルト値:5
-
- --description description
-
リソースに関する詳細情報を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
リソースの説明
デフォルト値:なし
-
- --target target
-
作成するリソースの対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
domain
ドメインを対象とします。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- jndi_name
-
このリソースのJNDI名を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
JNDI名
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに、ManagedThreadFactoryを作成します。
asadmin create-managed-thread-factory --target instance1 concurrent/myThreadFactory
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |