2.24.2 create-managed-executor-service
ManagedExecutorServiceリソースの作成
書式
asadmin [asadmin-options] create-managed-executor-service [--help] [--enabled={false|true}] [--contextinfoenabled={false|true}] [--contextinfo={Classloader|JNDI|Security|WorkArea}] [--threadpriority threadpriority] [--longrunningtasks={false|true}] [--hungafterseconds hungafterseconds] [--corepoolsize corepoolsize] [--maximumpoolsize maximumpoolsize] [--keepaliveseconds keepaliveseconds] [--threadlifetimeseconds threadlifetimeseconds] [--taskqueuecapacity taskqueuecapacity] [--target target] jndi_name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
create-managed-executor-serviceサブコマンドでは、ManagedExecutorServiceリソースを作成します。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --enabled={false|true}
-
リソースが実行時に有効であるかどうかを指定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:true
-
- --contextinfoenabled={false|true}
-
コンテナーのコンテキストをスレッドに伝えるかどうかを決定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:true
-
- --contextinfo={Classloader|JNDI|Security|WorkArea}
-
スレッドに伝える個々のコンテナーコンテキストを指定します。デフォルトでは、すべてのコンテキストが伝えられます。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
Classloader
-
JNDI
-
Security
-
WorkArea
デフォルト値:Classloader、JNDI、SecurityおよびWorkArea
-
- --threadpriority threadpriority
-
作成済みスレッドに割り当てる優先順位を指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
1〜10
デフォルト値:5
-
- --longrunningtasks={false|true}
-
リソースを長時間動作タスクで使用する必要があるかどうかを指定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:false
-
- --hungafterseconds hungafterseconds
-
応答なしと見なされてタスクを実行できなくなるまでの秒数を指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
0〜2147483647
デフォルト値:0
-
- --corepoolsize corepoolsize
-
スレッドプールに保持するスレッド数(アイドル状態も含む)を指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
0〜2147483647
デフォルト値:0
-
- --maximumpoolsize maximumpoolsize
-
スレッドプールに保持できる最大スレッド数を指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
0〜2147483647
デフォルト値:2147483647
-
- --keepaliveseconds keepaliveseconds
-
corepoolsizeよりスレッド数が多いとき、スレッドがアイドル状態でいられる秒数を指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
0〜2147483647
デフォルト値:60
-
- --threadlifetimeseconds threadlifetimeseconds
-
利用しなくなったスレッドをプールから削除するまでの秒数を指定します。スレッド数がcorepoolsizeより多い、またはスレッドがアイドル状態であるかに関係ありません。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
0〜2147483647
デフォルト値:0
-
- --taskqueuecapacity taskqueuecapacity
-
実行を待っているタスクキューに格納できる、サブミットされたタスク数を指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
0〜2147483647
デフォルト値:2147483647
-
- --target target
-
作成するリソースの対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
domain
ドメインを対象とします。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- jndi_name
-
このリソースのJNDI名を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
JNDI名
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに、ManagedExecutorServiceを作成します。
asadmin create-managed-executor-service --target instance1 concurrent/myExecutor
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |