2.21.1 create-threadpool
スレッドプールの追加
書式
asadmin [asadmin-options] create-threadpool [--help] [--target target] [--maxthreadpoolsize maxthreadpoolsize] [--minthreadpoolsize minthreadpoolsize] [--idletimeout idletimeout] [--maxqueuesize maxqueuesize] threadpool-id
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
create-threadpoolサブコマンドは、指定名でスレッドプールを作成します。プールの最小および最大スレッド数、メッセージ数、およびスレッドのタイムアウト時間を指定できます。
作成したスレッドプールは、IIOPリクエスト処理と、リソースアダプター処理で利用します。スレッドプールは複数リソースアダプターで使用できます。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
作成するスレッドプールの対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
configuration_name
指定した名称の構成を対象とします。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- --maxthreadpoolsize maxthreadpoolsize
-
プールに保持できる最大スレッド数を指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
1〜2147483647
デフォルト値:5
-
- --minthreadpoolsize minthreadpoolsize
-
プールの最小スレッド数を指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
1〜2147483647
デフォルト値:2
-
- --idletimeout idletimeout
-
使われていないスレッドをプールから削除するまでの時間を秒で指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
1〜2147483647
デフォルト値:900
-
- --maxqueuesize maxqueuesize
-
ネットワークリスナーまたはIIOPリスナーのスレッドがメッセージを処理できるまで、キューに保持できるメッセージの最大数を指定します。値に-1を指定すると、メッセージの数は制限されません。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
-1および1〜2147483647
デフォルト値:4096
-
- threadpool-id
-
作業キューのIDを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
スレッドプールID
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに、threadpool-1というIDのスレッドプールを新規に作成します。
asadmin create-threadpool --target instance1 --maxthreadpoolsize 100 --minthreadpoolsize 20 --idletimeout 2 threadpool-1
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |