2.20.20 ping-connection-pool
JDBCまたはコネクターコネクションプールの検証
書式
asadmin [asadmin-options] ping-connection-pool [--help] [--appname application [--modulename module]] [--target target] pool_name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
ping-connection-poolサブコマンドは、既存のJDBCまたはコネクターコネクションプールが使用できるかどうかをテストします。ping-connection-poolサブコマンドは、glassfish-resources.xmlで定義したアプリケーションスコープまたはモジュールスコープのリソースも対象にできます。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
アプリケーションスコープまたはモジュールスコープのリソースのJNDI名は、java:app/jdbc/myDataSourceまたはjava:module/jdbc/myModuleLevelDataSourceの形式を使用して指定されます。この命名範囲は、Java EE 6仕様で定義されています。
前提条件
-
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
-
コネクションプールが使用できるかどうかをテストする前に、認証されたコネクションプールを作成し、サーバまたはデータベースが起動されていることを確認する必要があります。
ファイル
ping-connection-poolサブコマンドは、glassfish-resources.xmlで定義したアプリケーションスコープまたはモジュールスコープのリソースも対象にできます。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --appname application
-
アプリケーションスコープのリソースが定義されているアプリケーションの名称を指定します。
アプリケーションスコープのリソースのJNDI名を参照するには、java:appプレフィックスを使用してルックアップを実行します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
アプリケーションの名称
デフォルト値:なし
-
- --modulename module
-
モジュールスコープリソースが定義されているモジュールの名称を指定します。
モジュールスコープリソースのJNDI名を参照するには、java:moduleプレフィックスを使用してルックアップを実行します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
モジュールの名称
デフォルト値:なし
-
- --target target
-
このサブコマンドの対象を指定します。
サーバインスタンス作成後、一度も起動していないサーバインスタンス名を指定した場合、コマンドの実行に成功します。
引数で指定するプール名に依存しません。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- pool_name
-
テストするコネクションプールの名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
コネクションプールの名称
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンス上の、DerbyPoolという名称のコネクションプールが使用できるかどうかをテストします。
asadmin ping-connection-pool --target instance1 DerbyPool
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |