Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスUNIX®用)


2.13.4 delete-ssl

SSL設定の削除

書式

asadmin [asadmin-options] delete-ssl [--help]
    [--target target] --type listener_or_service_type
    listener_id

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

delete-sslサブコマンドは、 選択したHTTPリスナー、IIOPリスナー、またはIIOPサービスのSSL要素を削除します。--typeオプションでiiop-serviceを指定した場合、listener_idの指定は不要です。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--target

削除するSSLの対象を指定します。指定した対象の、リスナーまたはIIOPサービスからSSLが削除されます。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • configuration_name

    指定した名称の構成を対象とします。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

--type

SSL要素を削除するサービスやリスナーのタイプを指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • http-listener

  • iiop-listener

  • iiop-service

デフォルト値:なし

listener_id

削除対象のSSL要素があるリスナーのIDを指定します。

--typeオプションでiiop-serviceを指定した場合、リスナーIDの指定は不要です。

型:String

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンス上の、http-listener-1という名称のHTTPリスナーからSSL要素を削除します。

asadmin delete-ssl --target instance1 --type http-listener http-listener-1

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。