2.12.2 create-profiler
プロファイラー要素の作成
書式
asadmin [asadmin-options] create-profiler [--help] [--target target] [--classpath classpath] [--nativelibrarypath native_library_path] [--enabled={false|true}] profiler_name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
create-profilerサブコマンドでは、プロファイラー要素を作成します。サーバインスタンスは、Java構成のプロファイラー要素によってプロファイラーに結び付けられます。一度に存在できるのは1つのプロファイラーだけです。プロファイラーがすでにあるときに作成しようとすると、エラーメッセージが表示されます。変更を有効にするには、サーバを再起動する必要があります。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
一度に存在できるのは1つのプロファイラーだけです。プロファイラーがすでにあるときに作成しようとすると、エラーメッセージが表示されます。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
作成するプロファイラーの対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
configuration_name
指定した名称の構成を対象とします。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- --classpath classpath
-
プロファイラーで必要なJavaクラスを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
プロファイラーに必要なクラスパス
デフォルト値:なし
-
- --nativelibrarypath native_library_path
-
自動的に構築されるパスを指定します。このパスは次の要素を連結したものです。
-
Java EE Serverインストールディレクトリからの相対パス(ネイティブ共有ライブラリー用)
-
標準JRE ネイティブライブラリーへのパス
-
シェル環境設定(UNIXでのLD_LIBRARY_PATH)
-
プロファイル要素で指定した任意のパス
型:String
指定できる値を次に示します。
-
ネイティブライブラリーへのパス
デフォルト値:なし
-
- --enabled={false|true}
-
プロファイラーがデフォルトで有効であるかどうかを指定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:true
-
- profiler_name
-
プロファイラーの名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
プロファイラー名
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに、プロファイラーを作成します。
asadmin create-profiler --target instance1 --classpath /home/appserver/ --nativelibrarypath /u/home/lib --enabled=false sample_profiler
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |