2.9.18 update-file-user
現在のファイルユーザーの更新
書式
asadmin [asadmin-options] update-file-user [--help] [--groups user_groups[:user_groups]...] [--target target] [--authrealmname authrealm_name] username
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
update-file-userサブコマンドは、指定したユーザー名、パスワード、グループを使用して、キーファイル内の既存のエントリーを更新します。複数のグループをコロン(:)で区切って入力できます。
新たなパスワードを指定しない場合、セキュア管理が有効で、更新するユーザーが管理ユーザーなら、このサブコマンドは失敗します。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
ファイル
domain-dir/domain_name/configディレクトリーのkeyfileファイルが更新されます。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --groups user_groups[:user_groups]...
-
ファイルユーザーが所属するグループの名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
グループ名
デフォルト値:なし
-
- --target target
-
更新するファイルユーザーの対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- --authrealmname authrealm_name
-
更新するユーザーが存在するユーザー認証レルムを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
認証レルム名
デフォルト値:file
-
- username
-
更新するファイルユーザーの名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
ファイルユーザー名
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンス上の、sample_userという名称のファイルレルムユーザーの情報を更新します。
asadmin update-file-user --target instance1 --groups staff:manager:engineer sample_user
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |