2.6.26 stop-instance
実行中のサーバインスタンスの停止
書式
asadmin [asadmin-options] stop-instance [--help] [--kill={false|true}] instance-name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
stop-instanceサブコマンドは、実行中のサーバインスタンスを停止します。任意のサーバインスタンスを停止できます。インスタンスが作成された方法は関係ありません。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
サーバ停止時に、標準エラーおよびlogger.logファイルにKDKD45000-Eのメッセージを出力することがありますが、終了処理に影響はありません。
サーバインスタンスを停止させる場合、ロードバランサー、Webサーバなど、フロントエンドのサーバから先に停止させてください。フロントエンドのサーバを先に停止させないで、サーバインスタンス内にリクエストが滞留している場合、予期しない例外が発生する場合があります。
なお、このサブコマンドには、停止のタイムアウトがあります。ドメイン管理サーバのリクエストタイムアウトが発生した場合、停止処理は継続します。停止のタイムアウトまたはasadminリードタイムアウトが発生した場合、サブコマンドの実行は失敗しますが、停止処理は継続します。停止に成功したかどうかは、KDKD20032-IのログまたはGUIのサーバインスタンスの状態により確認できます。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --kill={false|true}
-
サーバインスタンスのプロセスを停止するOSの機能を使用して、インスタンスを強制終了するかどうかを指定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
false
インスタンスを強制終了しません。Javaプラットフォームの機能を使用してサーバインスタンスのプロセスを停止します。
-
true
インスタンスを強制終了します。OSの機能を使用してサーバインスタンスのプロセスを停止します。
デフォルト値:false
-
- instance-name
-
停止するサーバインスタンスの名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
サーバインスタンス名
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、サーバインスタンスのyml-i-sj01を停止します。
asadmin stop-instance yml-i-sj01
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |