2.6.1 cleanup-prf
PRF環境のクリーンアップ
書式
asadmin [asadmin-options] cleanup-prf [--nodedir node-dir] [--node node-name] prf-name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
cleanup-prfサブコマンドは、サブコマンドを実行したホスト上に構築されているPRFを停止し、PRF環境を削除(クリーンアップ)します。ドメインのPRF情報は削除しません。
このコマンドは、ドメイン管理サーバの停止によってドメインを再作成したために、リモートのノード上にPRF環境が残っている場合など、ドメイン管理サーバで管理されていないPRFに対して使用してください。
このコマンドはローカルモードだけサポートします。
実行権限
一般ユーザー
前提条件
対象のノード上のPRFがドメイン管理サーバで管理されていないこと。
引数
- --nodedir node-dir
-
PRFが構築されているノードディレクトリーを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
存在するノードディレクトリーのパス
デフォルト値:Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/nodes
-
- --node node-name
-
PRFが構築されているノード名を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
存在するノード名
デフォルト値:なし
--nodedirで指定したディレクトリーに存在するノードディレクトリーが1つだけの場合は、このオプションを省略できます。
-
- prf-name
-
削除するPRFのサーバ名を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
存在するPRFのサーバ名
デフォルト値:なし(必須)
-
使用例
/temp/nodesに構築したlocalhost-domain1のノードに属するPRF1という名称のPRFを削除する場合
asadmin cleanup-prf --nodedir /temp/nodes --node localhost-domain1 PRF1
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常終了 |
1 |
異常終了 |
注意事項
stop-prfサブコマンドでPRFを停止できる環境では、このコマンドを使用しないでください。使用した場合、ドメイン管理サーバがPRFの障害として検知する場合があります。
-
ドメイン管理サーバからPRFを削除できる場合は、このコマンドを使用しないでください。使用してドメインにPRFの情報が残ったときは、delete-prfサブコマンドの--forceオプションを指定して削除します。また、ドメインにPRFの情報が残った状態でstart-prfを実行すると、ノード上にPRFの情報が作成されることがあります。