2.4.10 stop-domain
ドメイン管理サーバの停止
書式
asadmin [asadmin-options] stop-domain [--help] [--domaindir domaindir] [--kill={false|true}] [domain-name]
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
stop-domainサブコマンドは、指定したドメインのドメイン管理サーバを停止します。ドメインディレクトリーが指定されていない場合、デフォルトのdomainsディレクトリーにあるドメインが停止されます。domainsディレクトリーにドメインが複数ある場合、domain-nameを指定する必要があります。
このサブコマンドはローカルモードとリモートモードをサポートします。
ホスト名を指定した場合、このサブコマンドはリモートモードでの操作を仮定するため、リモートサーバに対して正しく認証する必要があります。ローカルモードでは、サーバを起動したユーザーと同じユーザーでこのサブコマンドを実行する限り、通常サーバに対する認証は必要ありません。
サーバ停止時に、標準エラーおよびlogger.logファイルにKDKD45000-Eのメッセージを出力することがありますが、終了処理に影響はありません。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --domaindir={true|false}
-
停止するドメインのディレクトリーを指定します。指定した場合、このパスはファイルシステム内でアクセスできなければなりません。指定しない場合、デフォルトのApplication Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/domainsディレクトリーにあるドメインは停止します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
ドメインルートディレクトリーのパス
デフォルト値:Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/domains
-
- --kill={false|true}
-
ドメインプロセスを停止するOSの機能を使用して、ドメインを強制終了するかどうかを指定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
false
ドメインを強制終了しません。Javaプラットフォームの機能を使用してドメインプロセスを停止します。
-
true
ドメインを強制終了します。OSの機能を使用してドメインプロセスを停止します。
デフォルト値:false
-
- domain-name
-
停止するドメインの名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
ドメイン名
デフォルト値:domain1
-
使用例
次の例では、デフォルトのdomainsディレクトリー内のsampleDomainという名称のドメインを停止します。
asadmin stop-domain sampleDomain
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |