Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.24.1 create-context-service

コンテキストサービスのリソースの作成

書式

asadmin [asadmin-options] create-context-service [--help]
    [--enabled={false|true}] [--contextinfoenabled={false|true}]
    [--contextinfo={Classloader|JNDI|Security|WorkArea}]
    [--description description] [--target target]
    jndi_name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

create-context-serviceサブコマンドは、コンテキストサービスのリソースを作成します。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--enabled={false|true}

実行時にリソースを有効にするかどうかを決定します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:true

--contextinfoenabled={false|true}

コンテナーのコンテキストをスレッドに伝えるかどうかを決定します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:true

--contextinfo={Classloader|JNDI|Security|WorkArea}

各スレッドに伝える個別のコンテナーコンテキストを指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • Classloader

  • JNDI

  • Security

  • WorkArea

デフォルト値:ClassloaderJNDISecurityおよびWorkArea

--description description

リソースについて詳細な説明を記述します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • リソースについての詳細説明

デフォルト値:なし

--target target

作成するリソースの対象を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • domain

    ドメインを対象とします。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

jndi_name

このリソースのJNDI名を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • JNDI名

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに、コンテキストサービスを作成します。

asadmin create-context-service --target instance1 concurrent/myContextService

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。