Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.20.13 flush-connection-pool

コネクションプールで確立されたコネクションの再初期化

書式

asadmin [asadmin-options] flush-connection-pool [--help]
    [--appname application [--modulename module]]
    [--target target] pool_name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

flush-connection-poolサブコマンドは、JDBCコネクションプールまたはコネクターコネクションプールを初期状態にリセットします。このサブコマンドを実行すると、未使用のコネクションは削除されます。そのあと、プールの初期コネクションが再作成され、プールは通常プールサイズに復元されます。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--appname application

アプリケーションスコープのリソースが定義されているアプリケーション名を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • アプリケーション名

デフォルト値:なし

--modulename module

モジュールスコープのリソースが定義されているモジュール名を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • モジュール名

デフォルト値:なし

--target target

再初期化するコネクションプールの対象を指定します。

サーバインスタンス作成後、一度も起動していないサーバインスタンス名を指定した場合、コマンドの実行に成功します。

引数で指定するプール名に依存しません。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

pool_name

再初期化するコネクションプールの名称を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • コネクションプール名

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンス上の、__TimerPoolという名称のJDBCコネクションプールを再初期化します。

asadmin flush-connection-pool --target instance1 __TimerPool

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。