Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.19.5 delete-jms-resource

JMSリソースの削除

書式

asadmin [asadmin-options] delete-jms-resource [--help]
    [--target target]
    jndi_name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

delete-jms-resourceサブコマンドは、Java Message Service(JMS)コネクションファクトリーリソースまたはJMS送信先リソースを削除します。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。このサブコマンドをリモートモードで実行するには、ドメイン管理サーバが稼働している必要があります。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--target target

削除するJMSリソースの対象を指定します。

リソースは常にドメイン全体に対して作成されますが、リソース作成時に--targetオプションを使用して、resource-refが作成された対象だけがアクティブになります。

リソースの削除は、--targetオプションで指定した対象のresource-refのJMSリソースだけを削除します。削除の対象としてドメインが指定されない限り、ドメイン全体からそのリソースは削除されません。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • domain

    ドメインを対象とします。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

jndi_name

削除する JMSリソースのJNDI名を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • JNDI名

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスから、jms/MyQueueという名称のJMS送信先リソースを削除します。

asadmin delete-jms-resource --target instance1 jms/MyQueue

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。