Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.16.2 create-jdbc-resource

JDBCリソースの作成

書式

asadmin [asadmin-options] create-jdbc-resource [--help]
    --connectionpoolid connectionpoolid [--enabled={false|true}]
    [--description description][--target target] jndi_name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

create-jdbc-resourceサブコマンドは新しいJDBCリソースを作成します。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--connectionpoolid connectionpoolid

JDBCコネクションプールの名称を指定します。2つ以上のJDBCリソース要素が同じコネクションプール要素をポイントしている場合、それらは実行時に同じプール接続を使用します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • コネクションプールID

デフォルト値:なし

--enabled={false|true}

JDBCリソースを実行時に有効にするかどうかを確認します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:true

--description description

JDBCリソースの詳細な説明をするテキストを記述します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • JDBCリソースの詳細な説明

デフォルト値:なし

--target target

作成するJDBCリソースの対象を指定します。

リソースは常にドメイン全体に対して作成されますが、リソースのresource-refは指定した対象に対してだけ作成されるため、リソースがドメインで定義されても、リソースは指定した対象だけで使用できるようになります。複数の対象でリソースを参照する場合は、create-resource-refサブコマンドを使用します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • domain

    ドメインを対象とします。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

jndi_name

このJDBCリソースのJNDI名を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • JNDI名

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに、jdbc/DerbyPoolという名称のJDBCリソースを作成します。

asadmin create-jdbc-resource --target instance1 
--connectionpoolid sample_derby_pool jdbc/DerbyPool

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。