Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.14.1 create-iiop-listener

IIOPリスナーの追加

書式

asadmin [asadmin-options] create-iiop-listener [--help]
    --listeneraddress address [--iiopport iiop-port-number]
    [--securityenabled={false|true}] [--enabled={true|false}]
    [--target target] listener_id

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

create-iiop-listenerサブコマンドはIIOPリスナーを作成します。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--listeneraddress address

IPアドレスまたはDNSで解決できるホスト名を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • IPアドレスまたはホスト名

デフォルト値:なし

--iiopport iiop-port-number

IIOPポート番号を指定します。

型:Integer

指定できる値を次に示します。

  • 165535

デフォルト値:1072

--securityenabled={false|true}

trueに設定の場合、IIOPリスナーがSSLを実行するよう指定します。SSL2またはSSL3を有効または無効にすると、SSL要素を使用して暗号を設定できます。

セキュリティー設定によって、証明書をサーバインスタンスで利用できるまたはできないようにすることで、SSLをグローバルレベルで有効または無効にします。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:false

--enabled={true|false}

trueに設定の場合、IIOPリスナーを実行時に有効にします。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:true

--target target

作成するIIOPリスナーの対象を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • configuration_name

    指定した名称の構成を対象とします。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • stand-alone_instance_name

    指定した名称のスタンドアロンのサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

listener_id

IIOPリスナーの一意の識別子を作成します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • リスナーID

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに、IIOPリスナーを作成します。

asadmin create-iiop-listener --target instance1 --listeneraddress 192.168.1.100
--iiopport 1400 sample_iiop_listener

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。