Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.13.1 create-protocol

新規プロトコルの追加

書式

asadmin [asadmin-options] create-protocol [--help]
    [--securityenabled={false|true}] [--target target] protocol-name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

create-protocolサブコマンドはプロトコルを作成します。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--securityenabled={false|true}

プロトコルでSSLを実行するかどうかを指定します。この値にtrueを設定すると、プロトコルでSSLを実行します。

さらにSSL2またはSSL3を有効または無効にすると、ssl要素を使用して暗号を設定できます。セキュリティー設定でSSLをグローバルレベルで有効または無効にするには、サーバインスタンスで利用できる証明書を作成します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:false

--target target

作成するプロトコルの対象を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • configuration_name

    指定した名称の構成を対象とします。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • standalone_instance_name

    指定した名称のスタンドアロンのサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

protocol-name

プロトコルの名称を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • プロトコル名

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに、プロトコルを作成します。

asadmin create-protocol --target instance1 --securityenabled=true http-1

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。