Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.12.7 version

Java EE Serverのバージョン情報の表示

書式

asadmin [asadmin-options] version [--help]
    [--verbose={false|true}] [--local={false|true}]

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

versionサブコマンドは、Java EE Serverのバージョン情報を表示します。このサブコマンドがドメイン管理サーバにアクセスできない場合、デフォルトでは、ローカルでバージョンを取得し、警告メッセージを表示します。

このサブコマンドはローカルモードとリモートモードをサポートします。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

{--verbose|-v}={false|true}

trueに設定した場合、サーバが稼働しているJava Runtime Environment(JRE)のバージョンを表示します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:false

--local={false|true}

バージョン情報をローカルで取得するかどうかを指定します。

trueに設定した場合、このサブコマンドを実行するホスト上のJava EE Serverをインストールした環境から、ローカルでバージョンを取得します。

falseに設定した場合、このサブコマンドは、ドメイン管理サーバにアクセスしてバージョンの取得を試みます。ドメイン管理サーバへのアクセスに失敗した場合、ローカルでバージョンを取得し、警告メッセージを表示します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:false

使用例

次の例では、稼働しているドメイン管理サーバからバージョン情報を取得します。

asadmin version

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。