Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.11.10 set

構成属性値の設定

書式

asadmin [asadmin-options] set [--help]
    attribute-name=value

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

setサブコマンドは、設定対象識別子を使用して、Application Serverの設定値を変更します。

設定対象識別子として指定できるパラメーターについては「set サブコマンドおよびgetサブコマンドで使用するパラメーター一覧」を参照してください。

アスタリスク(*)のようなシェルやコマンドインタープリターに特別な意味を持つ文字は、例えば引数をダブルクォーテーションで囲むなど、シェルに応じてダブルクォーテーションで囲むかエスケープする必要があります

設定値を変更することによって、サービスを有効にしたり無効にしたり、既存の要素がどのように機能するかカスタマイズしたりできます。asadminユーティリティーのサブコマンドを使用した変更は、関連づけられたドメイン構成ファイルに自動的に適用されます。

設定値を反映するため、このサブコマンドの実行後には、設定対象のサーバ(ドメイン管理サーバ、Webサーバ、Java EEサーバ、PRFデーモン)を再起動してください。

ファイル書き込みの失敗などによって設定値の永続化に失敗した場合、コマンドの実行には成功しますが、再起動後に設定値が反映されないことがあります。永続化に失敗した場合はドメイン管理サーバのメッセージログにエラーが出力されます。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

attribute-name=value

設定対象識別子とその値を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • 設定対象識別子とその値

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、DerbyPoolコネクションプールの通常プールサイズを9に変更します。

asadmin set resources.jdbc-connection-pool.DerbyPool.steady-pool-size=9

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。