Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.11.4 delete-system-property

システムプロパティー(ドメイン/構成/クラスター/サーバインスタンス)の削除

書式

asadmin [asadmin-options] delete-system-property [--help] 
    [--target target] property_name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

delete-system-propertyサブコマンドは、ドメイン、構成、クラスターまたはサーバインスタンスのシステムプロパティーを削除します。このサブコマンドを実行する前に、システムプロパティーが構成内のどこからも参照されていないことを確認してください。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--target target

削除するシステムプロパティーの対象を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • domain

    ドメインを対象とします。

  • configuration_name

    指定した名称の構成を対象とします。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

property_name

削除対象のシステムプロパティーの名称を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • システムプロパティー名

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスから、http-listener-portという名称のシステムプロパティーを削除します。

asadmin delete-system-property --target instance1 http-listener-port

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。