Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.2.6 wscompile

JavaインターフェースクラスからのWSDL生成、WSDLからサービスエンドポイントインターフェースやスタブなどのJavaクラスの生成

書式

wscompile [OPTION] configuration_file

    OPTION:
    [-classpath path]
    [-cp path]
    [-d directory]
    [-define servicename]
    [-f:features]
    [-features:features]
    [-g]
    [-gen]
    [-gen:client]
    [-gen:server]
    [-help]
    [-httpproxy:host:port]
    [-import]
    [-keep]
    [-model file]
    [-nd directory]
    [-O]
    [-s directory]
    [-verbose]
    [-version]
    [-mapping file]
    [-security file]

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

wscompileコマンドは、JAX-RPCのクライアントやサービスで使用するスタブ、タイ、シリアライザーおよびWSDLファイルを生成します。このツールは設定ファイルを読み込みます。設定ファイルにはWSDLファイル、モデルファイル、またはコンパイル済みのサービスエンドポイントインターフェースのどれかを指定します。

ファイル

このツールは設定ファイルを読み込みます。設定ファイルにはWSDLファイル、モデルファイル、またはコンパイル済みのサービスエンドポイントインターフェースのどれかを指定します。

引数

-classpath path | -cp path

入力クラスファイルの場所を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • 入力クラスファイルのパス

デフォルト値:なし

-d directory

生成した出力ファイルの場所を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • 出力先ディレクトリーのパス

デフォルト値:なし

-define servicename

サービスを定義します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • サービス名

デフォルト値:なし

-f:features | -features:features

指定した機能を有効にします。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • datahandleronly

  • documentliteral

  • rpcliteral

  • explicitcontext

  • infix:<name>

  • infix=<name>

  • jaxbenumtype

  • nodatabinding

  • nonencodedtypes

  • nomultirefs

  • norpcstructures

  • novalidation

  • resolveidref

  • searchschema

  • serializeinterfaces

  • strict

  • useonewayoperations

  • wsi

  • unwrap

  • donotoverride

  • donotunwrap

デフォルト値:なし

-g

デバッグ情報を生成します。

-gen

クライアントのアーティファクト (スタブなど) を生成します。

-gen:client

クライアントのアーティファクト (スタブなど) を生成します。

-gen:server

クライアントのアーティファクト (タイなど) を生成します。

-help

ヘルプテキストを表示します。

-httpproxy:host:port

HTTPプロキシーサーバを指定します。

hostには、プロキシーサーバのホスト名を指定します。

portには、プロキシーサーバのポート番号を指定します。

ポート番号の型:Integer

ポート番号に指定できる値を次に示します。

  • 165535

ポート番号のデフォルト値:8080

-import

インターフェースと値タイプだけを生成します。

-keep

生成したファイルを保持します。

-model file

指定したファイルに内部モデルを書き込みます。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • ファイル名

デフォルト値:なし

-nd directory

生成したファイル(クラスファイル以外)の格納場所を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • 出力先ディレクトリーのパス

デフォルト値:なし

-O

生成したコードを最適化します。

-s directory

生成したソースファイルの場所を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • 出力先ディレクトリーのパス

デフォルト値:なし

-verbose

コンパイラーの動作に関するメッセージを出力します

-version

バージョン情報を出力します。

-mapping file

指定したファイルにJSR-109マッピングファイルを書き込みます。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • ファイル名

デフォルト値:なし

-security file

セキュリティー設定のファイルを表示します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • ファイル名

デフォルト値:なし

使用例

wscompile -gen -f:infix:Name -d generated config.xml

戻り値

戻り値

説明

0

コマンドの実行に成功しました。

1

コマンドの実行中にエラーが発生しました。