Hitachi

Hitachi Application Server V10 GUIリファレンスUNIX®用)


5.15 アプリケーションのデプロイダイアログボックス(構成管理タブ)

[アプリケーションのデプロイ]ダイアログボックスで、ターゲットにアプリケーションパッケージをデプロイします。デプロイの方法はオプションで指定できます。オプションでは、特定のパッケージをアップロードする方法、サーバからアクセス可能なパッケージの絶対パスを指定する方法、またはサンプルアプリケーションから選択する方法を選択できます。

ダイアログボックスコンポーネント

[図データ]

ダイアログボックス項目一覧

[アプリケーションのデプロイ]ダイアログボックスには次の項目が順に表示されます。

[アプリケーションをアップロードしてデプロイする]ラジオボタン

ターゲットにパッケージファイルをアップロードし、デプロイするにはこのラジオボタンを選択します。

[ファイル選択]テキストボックス

このテキストボックスをクリックすると、パッケージファイルを選択するダイアログボックスが表示されます。

次のどれかの種別のファイルを選択できます。

  • war
  • jar
  • ear
  • rar

このテキストボックスは選択されたパッケージ名で更新されます。この項目は、[アプリケーションをアップロードしてデプロイする]ラジオボタンが選択された場合にだけ、必須項目です。なお、選択できるファイルのサイズは500MBまでです。

[ファイルを選択]ボタン

パッケージファイルを参照するダイアログボックスを表示するには、[ファイルを選択]ボタンをクリックします。

ダイアログボックスからファイルを選択すると、[ファイル選択]テキストボックスが、選択されたパッケージ名で更新されます。なお、選択できるファイルのサイズは500MBまでです。

[サーバからアクセス可能なアプリケーションを指定してデプロイする]ラジオボタン

デプロイしたいパッケージファイルにサーバからアクセスできる場合は、このラジオボタンを選択します。

[パッケージファイル選択]テキストボックス

サーバからアクセスできるパッケージファイルの絶対パスを指定します。[サーバからアクセス可能なアプリケーションを指定してデプロイする]ラジオボタンが選択された場合にだけ、必須項目です。なお、選択できるファイルのサイズは500MBまでです。

[サンプルを選択]ボタン

[サンプルを選択]ダイアログボックスから、Application Serverの稼働状態を確認するための サンプルアプリケーションを選択するには、[サンプルを選択]ボタンをクリックします。

ダイアログボックスからファイルを選択すると、[パッケージファイル選択]テキストボックスの表示が、選択されたサンプルアプリケーションの相対パスで更新されます。なお、選択できるファイルのサイズは500MBまでです。

[説明]テキストボックス

デプロイするアプリケーションの説明を指定します。

[デプロイ後、アプリケーションを有効にする]チェックボックス

デプロイ後にアプリケーションを有効にするか無効にするかを指定します。[サーバセレクタ]カラムで選択したターゲットでアプリケーションを有効または無効にするには、 [デプロイ後、アプリケーションを有効にする]チェックボックスを選択またはクリアします。デフォルトではこのチェックボックスは選択されています。

[アプリケーションのデプロイ]ダイアログボックスは、次のターゲットに関する情報が一覧で表示されます。

項番

表示項目

説明

1

[サーバセレクタ]

パッケージファイルをデプロイするサーバを選択するには、サーバセレクタのチェックボックスを選択します。サーバセレクタのヘッダチェックボックスが選択、あるいはクリアされた場合、サーバセレクタのすべてのチェックボックスも選択、あるいはクリアされます。

2

[名前]

利用できるすべてのクラスタ構成のJava EEサーバ、Java EEサーバ、およびドメイン管理サーバを表示します。このカラムはデフォルトでは昇順でソートされています。

[アプリケーションのデプロイ]ダイアログボックスには次のアクションアイテムが表示されます。

[OK]ボタン

[アプリケーションをアップロードしてデプロイする]ラジオボタン、または[サーバからアクセス可能なアプリケーションを指定してデプロイする]ラジオボタンで選択されたオプションに基づいてパッケージをデプロイするには、[OK]ボタンをクリックします。このボタンは、すべての必須項目を指定した場合にだけ有効になります。

なお、アプリケーションのデプロイの実行時にドメイン管理サーバでjava.lang.OutOfMemoryErrorが発生した場合、ドメイン管理サーバのJavaヒープが不足している可能性があります。ドメイン管理サーバのJavaヒープサイズは、デプロイするアプリケーションアーカイブのサイズを考慮したサイズにしてください。

[キャンセル]ボタン

アプリケーションをデプロイしないで[アプリケーションのデプロイ]ダイアログボックスを閉じるには、[キャンセル]ボタンをクリックします。