Hitachi

Hitachi Application Server V10 GUIリファレンスWindows®用)


3.5 ヒープペイン

[ヒープ]ペインで、クラスタ構成のJava EEサーバ、およびJava EEサーバ のヒープ使用量の情報をグラフ形式で表示します。また、このグラフを使用して、アプリケーションのメモリ使用量を確認したり、スローダウンを回避するためにFullGCを実行するかどうかを判断したりできます。

ペインコンポーネント

[図データ]

ペイン項目一覧

[ヒープ]ペインには、次のJava EEサーバのヒープ使用量の情報が表示されます。

JavaHeap使用量のグラフ

JavaHeap使用量のグラフとは、時間に対するJavaヒープの使用量をKBで表したグラフです。凡例の[合計]チェックボックス、およびJava EEサーバ名チェックボックスの状態に基づき、対応するJava EEサーバのヒープ使用量のグラフを表示します。Java EEサーバの監視レベルがOFFの場合、対応するJava EEサーバのグラフは表示されません。

[合計]チェックボックス

[合計]チェックボックスを表示します。JavaHeap使用量のグラフの表示領域に、全体のJavaヒープの使用量を表示するには、[合計]チェックボックスを選択します。全体のJavaヒープの使用量を非表示にするには、[合計]チェックボックスのチェックを外します。デフォルトではこのチェックボックスは選択されています。なお、全体のJavaヒープの使用量は、すべてのJava EEサーバで使用されているJavaヒープのメモリの合計を示したものです。

Java EE サーバグラフの凡例

グラフの凡例として、クラスタ構成のJava EEサーバ、およびJava EEサーバ にチェックボックスが表示されます。JavaHeap使用量のグラフの表示エリアに特定のJava EEサーバのヒープ使用量のグラフを表示するには、Java EEサーバ名チェックボックスを選択します。Java EEサーバのヒープ使用量のグラフを非表示にするには、対応するJava EEサーバ名チェックボックスのチェックを外してください。デフォルトでは、すべてのクラスタ構成のJava EEサーバ、およびJava EEサーバ が選択されています。Java EEサーバの表示順序は、Java EEサーバのレスポンスを受信した順によって決まります。ソート順序は維持されません。

[範囲指定]ボタン

範囲を指定することによって、特定の時間のヒープ使用量のグラフを表示できます。次の範囲から選ぶことができます。

  • 上限:現在時刻より0時間前
  • 下限:現在時刻より12時間前

[範囲指定]ボタンをクリックすると、範囲をツールチップとして表示します。

[ヒープ]ペインには、次のアクションアイテムが表示されます。

[凡例の表示/非表示]ボタン

各グラフの凡例を非表示にする、あるいは再表示するには、[凡例の表示/非表示]ボタンをクリックします。

[折りたたみ]ボタン

[ヒープ]ペインを展開、あるいは折りたたむには[折りたたみ]ボタンをクリックします。

[最大化/元に戻す(縮小)]ボタン

[ヒープ]ペインを最大化または元に戻す場合は、[最大化/元に戻す(縮小)]ボタンをクリックします。ペインを最大化した場合は、[ホーム]タブ全体に表示されます。また、ペインを元に戻した場合は、ペインサイズが元に戻ります。

注意事項

[ヒープ]ペインを操作する場合の注意事項について説明します。