uCosminexus DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド

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付録F.5 dbrFinalizeSession

機能
UOCセッションの破棄

形式
int __stdcall dbrFinalizeSession(
     void          *pvhLibrary,     /* UOCライブラリハンドル  */
     void          *pvhSession,     /* UOCセッションハンドル  */
     char          *pszErrMessage   /* エラーメッセージ        */
)

機能説明
引数で指定されたUOCセッションハンドルを破棄します。この関数は,セッション破棄時に,セッション内で1回だけ発行されます。この関数を発行したあとでUOCセッションハンドルを使用して関数を発行しないでください。

引数
pvhLibrary(入力)
ライブラリ固有のハンドルを指定します。このパラメタにはdbrinitLibrary()で返却された値を指定してください。
pvhSession(入力)
セッションハンドルを指定します。このパラメタには,dbrinitSession()で返却された値を指定してください。
pszErrMessage(出力)
エラーが発生した場合,エラーの詳細を示すメッセージの格納領域を指定します。メッセージの格納領域は,1,024バイト以上を確保しておく必要があります。この引数にNULLを指定した場合,詳細を示すメッセージは返却されません。

戻り値
 0            正常終了
-1            ライブラリハンドルが不正です
-2            セッションハンドルが不正です
上記以外の値は,UOCによって定義されます

注意事項
この関数は,マルチスレッド環境で発行されます。そのため,スレッドセーフにしておく必要があります。