uCosminexus DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド

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付録F.3 dbrAuthenticateUser

機能
ユーザとパスワードのチェック

形式
int __stdcall dbrAuthenticateUser(
     void          *pvhLibrary,     /* UOCライブラリハンドル  */
     void          *pvhSession,     /* UOCセッションハンドル  */
     const char    *pszUserName,    /* ログインユーザ名        */
     const char    *pszPassword,    /* パスワード              */
     char          *pszErrMessage   /* エラーメッセージ        */
)

機能説明
引数で指定されたログインユーザ名とパスワードが正しいかどうかをチェックします。

引数
pvhLibrary(入力)
ライブラリ固有のハンドルを指定します。このパラメタにはdbrinitLibrary()で返却された値を指定してください。
pvhSession(入力)
セッションハンドルを指定します。このパラメタには,dbrinitSession()で返却された値を指定してください。
pszUserName(入力)
CdbrSession::Connect()で指定されたユーザ名を指定します。NULLまたは""(空文字列)が指定された場合,エラーになります。
pszPassword(入力)
CdbrSession::Connect()で指定されたパスワードを指定します。NULLまたは""(空文字列)が指定された場合,エラーになります。
pszErrMessage(出力)
エラーが発生した場合,エラーの詳細を示すメッセージの格納領域を指定します。メッセージの格納領域は,1,024バイト以上を確保しておく必要があります。この引数にNULLを指定した場合,詳細を示すメッセージは返却されません。

戻り値
 0            正常終了
-1            ライブラリハンドルが不正です
-2            セッションハンドルが不正です
-3            pszUserNameがNULLまたは""です
              pszPasswordがNULLまたは""です
-4            指定されたユーザは存在しません
-5            指定されたパスワードは不正です
-6            認証できません
上記以外の値は,UOCによって定義されます

注意事項
この関数は,マルチスレッド環境で発行されます。そのため,スレッドセーフにしておく必要があります。