uCosminexus DocumentBroker Version 3　システム導入・運用ガイド

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4.19.3　クライアントアプリケーション動作定義ファイルの記述例

クライアントアプリケーション動作定義ファイルの記述例を次に示します。

＜この項の構成＞
(1)　TPBroker V5と連携する場合
(2)　TPBroker V3と連携する場合

(1)　TPBroker V5と連携する場合

（例1）
ネットワーク上のORBドメインを定義するポート番号を指定します。
 
[Public]
VBProperty = -Dvbroker.agent.port=14000
[ProcessA]
VBProperty = -Dvbroker.agent.port=14005
[ProcessB]
VBProperty = -Dvbroker.agent.port=14006
ProcessA.exeおよびProcessB.exe以外のクライアントアプリケーションプロセスには，[Public]セクションの指定値が適用されます。

（例2）
Windowsマシンのカレントユーザがログオフ操作を実行しても，クライアントアプリケーションを続行できるようにします。
 
[Public]
VBProperty = -Dvbroker.orb.isNTService=true
[Public]セクションだけが指定されているため，すべてのクライアントアプリケーションプロセスに対してこの設定が適用されます。

(2)　TPBroker V3と連携する場合

（例）
ネットワーク上のORBドメインを定義するポート番号を指定します。
 
[Public]
OrbOption = -ORBagentPort 14000
[ProcessA]
OrbOption = -ORBagentPort 14005
[ProcessB]
OrbOption = -ORBagentPort 14006
ProcessA.exeおよびProcessB.exe以外のクライアントアプリケーションプロセスには，[Public]セクションの指定値が適用されます。

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