CdbrSession::GetLastDetailErrorメソッド

機能

詳細エラー情報の取得

形式

void GetLastDetailError(
 ppDmaString_T    ppDetailErrorMessage)

詳細

エラーが発生した場合に,詳細なエラーメッセージを取得するメソッドです。

エラーになったメソッドの情報と,CdbrCore::GetLastErrorメソッドで得たmajor_codeおよびminor_codeの情報に加えて,このメソッドをコールしてさらに詳しい情報を得ることで,アプリケーション開発でのデバッグ時や実行時のエラーに適切に対処できます。

このメソッドによって取得できる詳細なエラーメッセージについては,マニュアル「DocumentBroker Version 3 メッセージ」を参照してください。

このメソッドはCdbrCore::GetLastErrorメソッドをコールしたあとで,必要に応じてコールしてください。エラーが発生していない場合にはコールしないでください。

なお,このメソッドによって取得できるメッセージは,環境変数DBR_DETAIL_ERRORLOGをONにしている場合に,環境変数DBR_DETAIL_ERRORLOG_DIRで指定したパスのファイルに出力されるログメッセージと同じものです。

引数

ppDetailErrorMessage(出力)

詳細エラーメッセージが設定されます。該当するメッセージが存在しない場合は,NULLが設定されます。

メッセージの内容については,マニュアル「DocumentBroker Version 3 メッセージ」を参照してください。

なお,ppDetailErrorMessageの領域は,dbrDelete関数を使ってユーザプログラムで解放してください。

戻り値

なし

戻り値の詳細

なし