CdbrEqlStatement::Setメソッド
機能
edmSQL文の設定
形式
DmaBoolean Set (
pDmaString_T pEqlStatement)
詳細
実行予定のedmSQL文を設定するメソッドです。
このメソッドで設定したedmSQL文は,CdbrEqlStatement::Executeメソッドのコール時に有効になります。
なお,このメソッドでは設定されたedmSQL文のチェックはしません。このメソッドは実行予定のedmSQL文を設定するだけです。edmSQL文のチェックはCdbrEqlStatement::Executeメソッドで実施されます。したがって,edmSQL文の構文に関するエラーはCdbrEqlStatement::Executeメソッドで返却されます。
CdbrEqlStatement::Initializeメソッドがコールされていない状態でこのメソッドをコールした場合は,エラーになります。
戻り値がDMA_FALSEの場合,設定されたedmSQL文は保証できません。
edmSQL文の仕様と文法については,マニュアル「DocumentBroker Version 3 クラスライブラリ C++ 解説」の「4. オブジェクトの検索」を参照してください。
引数
pEqlStatement(入力)
実行予定のedmSQL文を指定します。edmSQL文が指定されていない場合(NULLを指定した場合)はエラーになります。
戻り値
DMA_TRUE 正常終了
DMA_FALSE 異常終了
戻り値の詳細
major_code | minor_code | 説明 | 対処 |
---|---|---|---|
ERR_DBR | ERR_EQL_NOT_INITIALIZE | 初期化が実行されていません。 | 初期化を実行してください。 |
ERR_DMA | DMARC_BAD_PARAMETER | 不正な引数が入力されました。 | 正しい引数を指定してください。 |
ERR_DMA | DMARC_NO_MEMORY | メモリ不足で実行できません。 | メモリを増設してください。またはメモリを大量に消費しているアプリケーションを停止させて,処理を再実行してください。 |
ERR_DMA | DMARC_UNEXPECTED | 予期しないエラーが発生しました。 | 処理を終了してください。 |