uCosminexus DocumentBroker Version 3 クラスライブラリ C++ 解説
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ここでは,クラス識別子およびプロパティ識別子のGUID値の実体を定義するために必要な定義について説明します。
DMAが規定しているクラス識別子およびプロパティ識別子は,次のヘッダファイルに定義されています。
/opt/HiEDMS/client/include/dmaids.h /opt/HiEDMS/client/include/dmaidvar.h /opt/HiEDMS/client/include/edmids.h /opt/HiEDMS/client/include/edmidvar.h
<インストールディレクトリ>\dmaids.h <インストールディレクトリ>\dmaidvar.h <インストールディレクトリ>\edmids.h <インストールディレクトリ>\edmidvar.h
これらのヘッダファイルは,DBR.hをインクルードすることで間接的にインクルードされるため,明示的にインクルードする必要はありません。ただし,ユーザが作成するアプリケーションプログラムを構成するソースファイルの中の一つに,DMA_INIT_IDおよびEDM_INIT_IDの定義が必要です。
DMA_INIT_IDおよびEDM_INIT_IDの定義は,クラス識別子およびプロパティ識別子のGUID値の実体を定義するために必要な定義です。必ず一つのソースファイルに定義してください。これらを定義しなかったり,二つ以上のソースファイルに定義した場合,リンケージエラーになります。
また,この定義は,必ずDBR.hのインクルードよりも前に定義してください。DBR.hのインクルードよりもあとに定義している場合,DMA_INIT_IDおよびEDM_INIT_IDの定義は無効になります。
定義例を次に示します。
#define DMA_INIT_ID #define EDM_INIT_ID #include "DBR.h" :
なお,Windowsの場合に,stdafx.hやwindows.hをインクルードするときは,まず,これらのヘッダファイルをインクルードしてから,DMA_INIT_IDおよびEDM_INIT_IDを定義してください。この場合も,DBR.hのインクルードは,定義のあとにしてください。
定義例を次に示します。
#include "stdafx.h" #define DMA_INIT_ID #define EDM_INIT_ID #include "DBR.h" :
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