uCosminexus DocumentBroker Version 3 クラスライブラリ C++ 解説
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ひな形であるクラスに,実際の値を格納したものがオブジェクトです。
クラスライブラリのオブジェクトは,各クラスのCreateObjectメソッドをコールして作成します。このメソッドによって作成されるクラスライブラリのオブジェクトは,実際には複数のDMAオブジェクトから構成されています。
クラスライブラリのクラスとオブジェクトの関係を,次の図に示します。
図2-1 クラスライブラリのクラスとオブジェクトの関係
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これらのオブジェクトは,クラスライブラリのメソッドによって操作します。
例えば,図2-1に示したように,CdbrDocument::CreateObjectメソッドをコールして文書を表すCdbrDocumentオブジェクトを作成した場合,データベースにはDMAオブジェクトのDocVersionオブジェクト,RenditionオブジェクトおよびContentTransferオブジェクトが作成されます。しかし,CdbrDocumentオブジェクトを操作するときには,CdbrDocumentクラスのメソッドをコールすればよく,個々のDMAオブジェクトを意識する必要はありません。
なお,クラスライブラリのオブジェクトを構成する複数のDMAオブジェクトのうち,最上位に当たるオブジェクトのことを,トップオブジェクトといいます。例えば,CdbrDocumentオブジェクトの場合は,DMAオブジェクトのDocVersionオブジェクトがトップオブジェクトです。
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