6.1.1 major_codeによるエラーの分類

ここでは,major_codeによってエラーを分類する方法について説明します。エラーは,CdbrCore::GetLastErrorメソッドによって取得できるmajor_codeによって分類できます。

major_codeによって分類できるエラーには,次の2種類があります。

<この項の構成>
(1) データベースで発生したエラー(major_codeがERR_DBの場合)
(2) データベース以外で発生したエラー(major_codeがERR_DB以外の場合)

(1) データベースで発生したエラー(major_codeがERR_DBの場合)

データベースでエラーが発生した場合,major_codeに「ERR_DB」が設定されます。

この場合は,CdbrCore::GetDBErrorメソッドをコールして,より詳細なエラー情報を取得してください。

(2) データベース以外で発生したエラー(major_codeがERR_DB以外の場合)

エラーが,データベース以外で発生した場合は,major_codeに「ERR_DBR」,「ERR_DMA」または「ERR_CORBA」が設定されます。

この場合は,CdbrCore::GetLastErrorメソッドによって取得したmajor_codeおよびminor_codeを基に,エラーの原因に対処してください。また,「ERR_CORBA」の場合は,ppErrorStringに出力された情報を参照してください。