5.2.3 コンパイルオプション

指定するコンパイルオプションについて説明します。

<この項の構成>
(1) コンパイルオプション(AIXの場合)
(2) コンパイルオプション(Windowsの場合)

(1) コンパイルオプション(AIXの場合)

IBM VisualAge C++ Professional for AIX V5でコンパイルする場合,次のオプションを追加してください。

-qchars=signed
-D_ALL_SOURCE
-D_POSIX_SOURCE
-D_REENTRANT
-D_THREAD_SAFE
-DPTHREADS
-DTHREAD
-DAIXV3
-DUNIX
-DDMA_ASTR
-DDMA_NO_BSTR

IBM VisualAge C++ Professional for AIX V6またはIBM XL C/C++ Enterprise Edition for AIXでコンパイルする場合,次のオプションを追加してください。

-qchars=signed
-qnamemangling=v5
-D_ALL_SOURCE
-D_POSIX_SOURCE
-D_REENTRANT
-D_THREAD_SAFE
-DPTHREADS
-DTHREAD
-DAIXV3
-DUNIX
-DDMA_ASTR
-DDMA_NO_BSTR

TPBroker V5と連携して動作する環境で,コンパイルするときは,上記コンパイルオプションに加えて,以下を設定してください。

-DDBR_VB_V5

注意事項
TPBroker V3と連携して動作する環境で作成したアプリケーションをTPBroker V5と連携して動作する環境で実行する場合,-DDBR_VB_V5を追加して,再度コンパイルしてください。

(2) コンパイルオプション(Windowsの場合)

Visual C++6.0でコンパイルする場合,次のコンパイルオプションを指定してください。

/MD
ランタイムライブラリの利用[マルチスレッド DLL]
/Gd
呼び出し規則[_cdecl]
/GX
例外処理の有効化
/D
次のシンボルを設定してください。

WIN32,WINNT,DMA_ASTR,DMA_NO_BSTR

TPBroker V5と連携して動作する環境で,コンパイルするときは,上記シンボルに加えて,以下を設定してください。

DBR_VB_V5

注意事項
TPBroker V3と連携して動作する環境で作成したアプリケーションをTPBroker V5と連携して動作する環境で実行する場合,DBR_VB_V5を追加して,再度コンパイルしてください。