4.7.4 CdbrEqlStatementクラスで出力するトレース情報

CdbrEqlStatementクラスでは,サーバトレースとクライアントトレースにトレース情報を出力します。エラーが発生した場合,トレース情報を基にエラーの原因が調査できます。

トレースの出力機能についての詳細は,マニュアル「DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド」を参照してください。ここでは,それぞれのトレースレベルでCdbrEqlStatementクラスが出力するトレース情報の内容について説明します。

トレースレベルごとの,サーバのトレースファイルに出力されるCdbrEqlStatementクラスの出力情報を,次の表に示します。

表4-49 トレースレベルとサーバトレースファイルへの出力情報

トレースレベル出力情報
0以上
  • 入力したedmSQL文と構文解析後に生成したSQL文
    この情報は,構文解析エラーの原因を調査するための情報として,必ず出力されます。CdbrEqlStatement::ExecuteSearchメソッドをコールするたびに出力されます。
  • エラー情報
    エラーが発生した場合の,詳細エラーコードとその原因が出力されます。
10以上ほかのメソッドで出力される情報と同じです。

クライアントトレースファイルに出力される情報は,ほかのメソッドで出力される情報と同じです。