3.1.5 リファレンスファイル文書

ここでは,リファレンスファイル文書について説明します。

リファレンスファイル管理機能は,コンテントを任意のディレクトリに格納し,文書のプロパティとコンテントロケーションだけをデータベースで管理する機能です。データベースとコンテントを切り離すことによって,ユーザによるコンテント格納先の選択やディスク移行時のコンテント格納ディレクトリの変更など,柔軟にコンテント格納先の管理ができます。また,Windowsの場合はUNC形式のパスでコンテントを操作することもできます。

リファレンスファイル管理機能を使用して管理している文書を,リファレンスファイル文書といいます。

DocumentBrokerでは,バージョンなし文書またはバージョン付き文書をリファレンスファイル文書として管理できます。

リファレンスファイル文書の管理例を,次の図に示します。

図3-5 リファレンスファイル文書の管理例

[図データ]

詳細については,「3.6 文書のリファレンスファイル管理」を参照してください。