edmSQLの検索を実行するCdbrEqlStatementクラスの各メソッドには,エラーが発生した時に,次の障害情報を出力する機能があります。これらの情報は,エラーの原因を調査するために使用できます。
詳細エラーメッセージおよびedmSQL文構文解析情報の出力先と,必要な環境変数の設定および使用方法を,次の表に示します。なお,これらの情報はすべてクライアントに出力されます。
表4-48 CdbrEqlStatementクラスで出力する障害情報
情報の種類 | 出力先 | 必要な環境変数 | 出力方法 |
---|---|---|---|
詳細エラーメッセージ | 詳細エラーメッセージファイル |
| DBR_DETAIL_ERRORLOG_DIRに指定したパスのファイルを取得します。 |
詳細エラーメッセージ | 特になし。 | CdbrSession::GetLastDetailErrorメソッドをコールします。 | |
edmSQL文構文解析情報 | edmSQL構文解析情報ファイル |
| DBR_EQL_PARSELOG_DIRに指定したパスのファイルを取得します。 |
構文解析結果メッセージ | 特になし。 | CdbrEqlStatement::ExecuteメソッドのppParseMessageを指定します。 |
詳細エラーメッセージに関する環境変数の設定方法については,「5. 環境設定」を参照してください。