3.13.2 独立データの操作

ここでは,独立データの作成,設定と取得および問い合わせについて説明します。

<この項の構成>
(1) 独立データの作成
(2) 独立データの設定と取得
(3) 独立データの検索

(1) 独立データの作成

独立データを作成して,データベースに格納する場合,CdbrIndependentPersistence::CreateObjectメソッドを使用します。メソッドの発行順序については,「3.2.3(1) 文書の作成」を参照してください。次に,独立データとしてCdbrIndependentPersistenceオブジェクトを作成する場合の準備について示します。

準備
オブジェクトの構成要素になるDMAオブジェクト作成用のクラス識別子を指定した構造体(SDBR_DMAINFO構造体)を作成しておきます。CdbrIndependentPersistenceオブジェクトを作成する場合は,SDBR_DMAINFO構造体に,edmClass_IndependentPersistenceクラスまたはサブクラスの識別子を指定します。

(2) 独立データの設定と取得

独立データとして作成したオブジェクトでは,プロパティ名を使用してプロパティ値を設定および取得することで,オブジェクトのデータを設定および取得できます。

(3) 独立データの検索

作成した独立データを検索する場合,ユーザ定義プロパティを指定して属性検索することで,独立データのオブジェクトが取得できます。検索については,「4. オブジェクトの検索」を参照してください。