検索結果としては,検索条件に合ったオブジェクトのプロパティが取得できます。取得できるプロパティは,DMAが規定したプロパティ(dmaProp_またはedmProp_で始まるプロパティ)や,ユーザが定義したプロパティなどです。
edmSQL文で検索条件を指定する場合,検索結果として取得するプロパティは,SELECT句に指定します。データベース上のデータである検索結果は,データ型ごとに対応するクラスライブラリのデータ型に変換されて,構造体の形式で取得できます。検索結果として指定した項目が一つで,検索結果として取得した件数が一つの場合,検索結果は,直接そのプロパティのデータ型の値として扱えます。また,検索結果の件数が複数の場合は,そのデータ型の値の集合として扱えます。これらの値は,副問い合わせの評価値として,述語や演算子にも使用できます。
検索結果として取得できるプロパティは,永続プロパティ(データベースに存在するプロパティ)またはVariableArray型プロパティで,かつプロパティ定義に「dmaProp_IsSelectable = bool = 1」と指定されているプロパティです。