この節では,DocumentBrokerでの排他制御について説明します。
オブジェクトを操作するときには,複数のユーザから同時にオブジェクトに対して操作が実行されないように,排他制御をする必要があります。排他制御は,オブジェクトに対してロックを設定することで実現します。
クラスライブラリでは,使用するメソッドによって設定できるロックが異なります。それぞれのメソッドごとの特徴を理解して,適切なメソッドを使用してロックを設定する必要があります。
ここでは,クラスライブラリのメソッドによって設定できるロックの種類と,設定方法について説明します。