uCosminexus DocumentBroker Version 3 オブジェクト操作ツール
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dbrcrtidx(全文検索インデクスの作成)
機能
文書の全文検索インデクスを作成します。全文検索インデクスが作成できるのは,作成時に,dmaClass_DocVersionクラスまたはそのサブクラスとして,全文検索機能付き文書クラスを指定した文書です。
操作クラス
- CdbrDocumentクラス
- CdbrVersionableDocumentクラス
形式
dbrcrtidx 〔 -v { バージョン識別子 | バージョン識別子ファイル } 〕
{ OIID | OIIDファイル } 〔 全文検索インデクスファイルURL 〕
オプション
- -v { バージョン識別子 | バージョン識別子ファイル }
- バージョン付き文書の場合,全文検索インデクスを作成するバージョンのバージョン識別子を指定します。このオプションを省略した場合は最新バージョンに対して全文検索インデクスが作成されます。
- バージョンなし文書の場合に,このオプションを指定するとエラーになります。
- バージョン識別子
- 全文検索インデクスを作成するバージョンのバージョン識別子を指定します。
- バージョン識別子ファイル
- 全文検索インデクスを作成するバージョンのバージョン識別子を記述したバージョン識別子ファイルのファイルパスを指定します。ファイルパスは,絶対パスまたは相対パスのどちらでも指定できます。ただし,「DBRVTVERSION」という文字列および「acl://」で始まるパスは指定できません。なお,バージョン識別子ファイルに記述できるバージョン識別子の数は一つだけです。
コマンド引数
- OIID
- 全文検索インデクスを作成する文書のOIIDを指定します。
- OIIDファイル
- 全文検索インデクスを作成する文書のOIIDを記述したOIIDファイルのファイルパスを指定します。
- OIIDファイルのファイル名はオブジェクトのOIID形式以外であれば任意です。ファイルパスは,絶対パスまたは相対パスのどちらでも指定できます。ただし,「dma://」で始まるパスは指定できません。なお,OIIDファイルに記述できるOIIDの数は一つだけです。
- 全文検索インデクスファイルURL
- 全文検索インデクスファイルのファイルパスをURL形式で指定します。例えば,UNIXの場合,「/tmp/index.txt」を使用して全文検索インデクスを作成したいときには,「file:///tmp/index.txt」と指定します。Windowsの場合,「c:\temp\index.txt」を使用して全文検索インデクスを作成したいときには,「file:///c:\temp\index.txt」と指定します。この引数を省略した場合は,すでに登録されているファイルから全文検索インデクスが作成されます。
- 全文検索インデクスファイルには,登録されている文書の内容に対応するプレーンテキスト形式のファイルを指定してください。例えば,Wordで作成したファイルを登録した文書に対しては,ユーザプログラムなどでそのWordファイルから抽出したテキストファイルを指定してください。
注意事項
- -vオプションのオプションの引数に「DBRVTVERSION」を指定するとエラーになります。
- すでに全文検索インデクスが作成されている文書に対してこのコマンドを実行した場合,全文検索インデクスを再作成します。
- プレーンテキスト用全文検索インデクスが作成できるのは,dmaClass_DocVersionクラスまたはそのサブクラスとして,プレーンテキスト用全文検索機能付き文書クラスを指定して作成した文書です。
全文検索機能付き文書クラスについては,マニュアル「DocumentBroker Version 3 クラスライブラリ C++ 解説」を参照してください。
- 全文検索機能付き文書クラス以外のdmaClass_DocVersionクラスまたはそのサブクラスを指定して作成された文書に対して,このコマンドを実行して全文検索インデクスを作成しようとすると,実行メソッドでエラーになります。
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