オブジェクト操作ツールでは,コマンドを実行するマシンのOSユーザではなく,オブジェクト操作ツールの実行環境を定義するために使用する「実行環境制御ファイル」に記載されているユーザでセッションを確立(ログイン)します。ただし,実行環境制御ファイルに記述する接続ユーザが,DocumentBrokerサーバで使用しているユーザ管理機能に登録されていない場合は,文書空間に接続するときにエラーが発生します。ユーザ管理機能とは,LDAP対応のディレクトリサービスやUNIXのパスワードファイルと連携して,DocumentBrokerを使用するユーザのユーザ情報を管理する機能です。詳細については,マニュアル「DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド」を参照してください。
実行環境制御ファイルについては,「3.2 実行環境制御ファイル」を参照してください。