クラス定義情報ファイルは,DocumentBrokerサーバで定義されているDMAオブジェクトのクラスもしくはそのサブクラスのクラス名,またはプロパティ名からGUID,データ型,基本単位などの情報を取得するために使用するファイルです。したがって,オブジェクト操作ツールで使用するクラス定義情報ファイルの内容は,接続するDocumentBrokerサーバで実際に定義されている情報と一致している必要があります。
-x CREATEオプションを指定して実行環境セットアップコマンドを実行した時に,UNIXの場合は「実行環境ディレクトリ/etc」に,Windowsの場合は「実行環境ディレクトリ¥etc」にコピーされたサンプルファイルには,オブジェクト操作ツールが動作するための最小限の情報だけが記述されています。このため,オブジェクト操作ツールを運用する時には,DocumentBrokerサーバが提供しているクラス定義情報ファイル出力コマンド「EDMCrtSimMeta」を実行して,接続先のDocumentBrokerサーバの情報が記述されているクラス定義情報ファイルを取得してください。取得したクラス定義情報ファイルを,UNIXの場合は「実行環境ディレクトリ/etc」に,Windowsの場合は「実行環境ディレクトリ¥etc」にコピーして,再度実行環境セットアップコマンドを実行して,実行環境を更新してください。
クラス定義情報ファイル出力コマンドの文法については,マニュアル「DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド」を参照してください。