dbrlschild(コンテナに包含されるオブジェクト一覧の取得)
機能
コンテナに包含されるオブジェクトの情報を取得します。取得した情報は,標準出力に出力されます。OIIDファイルに複数のOIIDを指定すると,複数のコンテナに包含されるオブジェクトの一覧を一括して出力できます。
出力される情報はコンテインメントの種別,リンク識別子,オブジェクト種別およびOIIDです。構成管理型のコンテインメントが設定されている場合は,構成管理モードおよびバージョントレースしているオブジェクトのOIIDも出力できます。各情報はコンマ(,)で区切って出力されます。
出力される情報について,次に説明します。
操作クラス
形式
dbrlschild 〔 -l { DCR | RCR | VCR | ALL } 〕
〔 -v { バージョン識別子 | バージョン識別子ファイル } 〕
{ OIID | OIIDファイル }
オプション
コマンド引数
実行例
実行例を次に示します。なお,実行環境制御ファイルのOutputセクションのFormatエントリの指定,および指定したオプションによって,出力形式が異なります。また,例で改行されている場合も,実際には1オブジェクトに対応する情報は1行で出力されます。
(Formatエントリが「VR0112」の場合)
$ dbrlschild dma:///07a17522…00000020
# dma:///07a17522…00000020
DCR,RC,dma:///07a17522…00000021
RCR,VD,dma:///07a17522…00000022
VCR,CRC,dma:///07a17522…00000023
KMBR32002-I 1件のオブジェクトに対する操作を行いました。
(Formatエントリが「VR0200」の場合)
$ dbrlschild dma:///07a17522…00000020
# dma:///07a17522…00000020
DCR,acl:///LD…0021,RC,dma:///07a17522…00000021
RCR,acl:///LR…0022,VD,dma:///07a17522…00000022
VCR,acl:///LV…0023,CRC,dma:///07a17522…00000023
KMBR32002-I 1件のオブジェクトに対する操作を行いました。
-l VCRオプションを指定した場合には,構成管理モードおよびバージョントレースOIIDも出力されます。
$ dbrlschild -l VCR dma:///07a17522…00000020
# dma:///07a17522…00000020
VCR,FLOATING,acl:///LV…0023,CRC,dma:///07a1…0023,dma:///07a1…0024
KMBR32002-I 1件のオブジェクトに対する操作を行いました。
注意事項