KMBR02006-E <C,F>

システムコールでエラーが発生しました。
関数名:%1
要因コード:%2
付加情報1:%3
付加情報2:%4
An error occurred during a system call.
Function name:%1
Reason code:%2
Additional information 1:%3
Additional information 2:%4

(S)
DocumentBrokerサーバの起動処理を中止します。
(O)
次の表に示す対策一覧を基に,エラーの要因を取り除いてから,DocumentBrokerサーバを起動してください。

表3-1 要因コード別の対策一覧

関数名要因コードエラーの要因対策
shmget22共有メモリのサイズがシステムの最大値を超えました。次のどちらかを実施してください。
  • DocumentSpace構成定義ファイルのXdkShmemSizeエントリの値を見直す。
  • 環境変数「XDK_SHMEM_SIZE」の値を見直す。
DocumentBrokerの使用する共有メモリが,DocumentBroker以外のプロセスによって生成され,64ビット空間にすでに存在しています。次のどちらかを実施して,共有メモリを削除してください。
  • 共有メモリを使用しているプロセスを終了する。
  • UNIXの場合,ipcrmコマンドを実行する。
28共有メモリの識別子の数が,システムの上限値を超えました。共有メモリを使用している,ほかのプロセスを終了してください。
その他メッセージの内容を記録してから,保守員に連絡してください。
semget22セマフォの構造体数が,システムの上限値を超えました。セマフォを使用している,ほかのプロセスを終了してください。
DocumentBrokerの使用するセマフォが,DocumentBroker以外のプロセスによって生成されすでに存在しています。次のどちらかを実施して,セマフォを削除してください。
  • セマフォを使用しているプロセスを終了する。
  • UNIXの場合,ipcrmコマンドを実行する。
28セマフォ識別子の数が,システムの上限値を超えました。セマフォを使用している,ほかのプロセスを終了してください。
その他メッセージの内容を記録してから,保守員に連絡してください。
shmat12メモリが不足しています。次のどちらかを実施してください。
  • メモリを増設する。
  • メモリを大量に消費しているアプリケーションを終了する。
24アタッチした共有メモリ数がシステムの上限値を超えました。環境変数「EXTSHM」に「ON」を設定してください。
その他メッセージの内容を記録してから,保守員に連絡してください。
shmctl1DocumentBrokerの使用する共有メモリが,DocumentBrokerの実行ユーザ以外によって作成され,すでに存在しています。次のどちらかを実施して,共有メモリを削除してください。
  • 共有メモリを使用しているプロセスを終了する。
  • UNIXの場合,ipcrmコマンドを実行する。
その他メッセージの内容を記録してから,保守員に連絡してください。
semctl1DocumentBrokerの使用するセマフォが,DocumentBrokerの実行ユーザ以外によって作成され,すでに存在しています。次のどちらかを実施して,セマフォを削除してください。
  • セマフォを使用しているプロセスを終了する。
  • UNIXの場合,ipcrmコマンドを実行する。
その他メッセージの内容を記録してから,保守員に連絡してください。
semopメッセージの内容を記録してから,保守員に連絡してください。
ftok0共有資源のキーの生成に失敗しました。DocumentBrokerの実行環境ディレクトリ/etc/meta_filesをアクセス可能にしてください。
CreateFileMapping付加情報1に示す理由によって,メモリマップトファイルの確保に失敗しました。付加情報1に示すシステムのメッセージを基に,エラーの要因を取り除いてください。
CreateMutex付加情報1に示す理由によって,ミューテックスの確保に失敗しました。付加情報1に示すシステムのメッセージを基に,エラーの要因を取り除いてください。
CreateMutex付加情報1に示す理由によって,ミューテックスの確保に失敗しました。付加情報1に示すシステムのメッセージを基に,エラーの要因を取り除いてください。
MapViewOfFile付加情報1に示す理由によって,メモリマップトファイルのビューの取得に失敗しました。付加情報1に示すシステムのメッセージを基に,エラーの要因を取り除いてください。
UnmapViewOfFile付加情報1に示す理由によって,メモリマップトファイルのビューの解放に失敗しました。付加情報1に示すシステムのメッセージを基に,エラーの要因を取り除いてください。
その他該当なしメッセージの内容を記録してから,保守員に連絡してください。
注※
付加情報1(%3)に対応する要因コードが出力されます。