1.1 メッセージの出力先

DocumentBrokerが出力するメッセージの出力先を次に示します。

<この節の構成>
(1) syslogファイルまたはイベントログ
(2) 標準出力またはコマンドプロンプト
(3) 詳細エラーログファイル
(4) トレースファイル

(1) syslogファイルまたはイベントログ

syslogファイル(UNIXの場合)またはイベントログ(Windowsの場合)には,DocumentBrokerが運用中であることを示すメッセージが出力されます。syslogファイル(AIXの場合:/var/adm/syslog/syslog.log)には,英文メッセージだけが出力されます。

なお,このマニュアルでは,メッセージの出力先に関する記述は,UNIXを標準OSとしています。したがって,Windowsをお使いの場合は,syslogファイルをイベントログと読み替えてください。

(2) 標準出力またはコマンドプロンプト

標準出力(UNIXの場合)またはコマンドプロンプト(Windowsの場合)には,次に示すメッセージが出力されます。

ただし,ここに詳細メッセージが出力されるのは,クライアント環境変数「DBR_DETAIL_ERRORLOG」に「ON」が設定されている場合です。

なお,このマニュアルでは,メッセージの出力先に関する記述は,UNIXを標準OSとしています。したがって,Windowsをお使いの場合は,標準出力をコマンドプロンプトと読み替えてください。

(3) 詳細エラーログファイル

詳細エラーログファイルには,クラスライブラリのメソッドに関する詳細メッセージが出力されます。ただし,このファイルに詳細メッセージが出力されるのは,クライアント環境変数「DBR_DETAIL_ERRORLOG」に「ON」が設定されている場合です。

(4) トレースファイル

トレースファイルには,詳細エラーログファイルに出力されるメッセージ以外のすべてのメッセージが出力されます。したがって,syslogファイル(UNIXの場合),イベントログ(Windowsの場合),標準出力(UNIXの場合)またはコマンドプロンプト(Windowsの場合)にメッセージが出力された場合,同一内容のメッセージがトレースファイルにも出力されます。