文書空間定義コマンドまたは文書空間構築コマンドにエラーが発生した場合,次の形式でエラー情報が出力されます。
rc=要因コード, reason=理由コード [, func=関数名] [, pos=保守情報(位置情報)] [,保守情報]
表4-31 エラーの要因と対処
要因コード | エラーの要因 | 対策 |
---|---|---|
1 | 内部矛盾。 | 保守員に連絡してください。 |
3 | システムコールエラーが発生しました。 | システムコールが設定したエラー番号(理由コード※1),システムコールの関数名(関数名※2)を基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 |
システムコールが設定したエラー番号(理由コード※1),システムコールの関数名(関数名※2),およびこのメッセージのあとに出力されたKMBR16990-Iを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 | ||
5 | コマンドでエラーが発生しました。 | このメッセージの前に出力されたメッセージを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 定義情報ファイル,RDエリア定義情報ファイルまたはインデクス情報ファイルの定義でエラーが発生した場合は,次のように対処してください。
|
6 | パラメタ不正です。 | このメッセージのあとに出力されたKMBR16990-Iを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 |
7 | メモリ不足です。 | メモリを増設してください。またはメモリを大量に消費しているアプリケーションを停止させて,コマンドを再度実行してください。 |
8 | 項目がありません。または,指定できない項目です。 | このメッセージのあとに出力されたKMBR16990-Iを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 |
13 | 形式が不正です。 | このメッセージのあとに出力されたKMBR16990-Iを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 |
18 | ファイルが存在しません。 | このメッセージのあとに出力されたKMBR16990-Iを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 |
19 | ディレクトリが存在しません。 | このメッセージのあとに出力されたKMBR16990-Iを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 |
21 | 環境が不正です。 | このメッセージのあとに出力されたKMBR16990-Iを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 UNIXの場合,DocumentBrokerの実行環境ディレクトリ/etcの下位にあるファイルをDocumentBrokerの実行環境ディレクトリ/etcの下位にコピーして,コマンドを再度実行してください。 Windowsの場合,DocumentBrokerのインストールディレクトリ¥Server¥adm¥etc_orgの下位にあるファイルをDocumentBrokerの実行環境ディレクトリ¥etcの下位にコピーして,コマンドを再度実行してください。 |
30 | 必須項目が指定されていません。 | このメッセージのあとに出力されたKMBR16990-Iを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 |
45 | コマンドの実行順序が正しくありません。 | EDMCDefDocSpace -e allコマンドを実行してから,コマンドを再度実行してください。 |
EDMCBuildDocSpaceコマンドは実行済です。 | 文書空間の再構築が必要な場合は,データベースを文書空間構築前の状態に回復してください。その後,コマンドを再度実行してください。 | |
62 | データベースでエラーが発生しました。 | このメッセージの前に出力されたメッセージを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 |
63 | 値が不正です。 | このメッセージのあとに出力されたKMBR16990-Iを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 |
64 | 値がオーバーフローしました。 | このメッセージのあとに出力されたKMBR16990-Iを基に,エラーの要因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。 |
注※1 理由コード:システムコールが設定したエラー番号を出力します。
注※2 システムコールの関数名を出力します。