uCosminexus DocumentBroker Version 3 クラスライブラリ Java サンプルWebアプリケーション

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3.4.1 文書のプロパティに設定される値

文書のプロパティに設定される値について説明します。

<この項の構成>
(1) 文書を作成する時に設定されるプロパティ
(2) 文書のプロパティを更新する時に設定されるプロパティ
(3) 文書のアクセス権を更新する時に設定されるプロパティ
(4) 文書をチェックアウトする時に設定されるプロパティ
(5) 文書をチェックインする時に設定されるプロパティ
(6) 文書のチェックアウトを取り消す時に設定されるプロパティ
(7) 文書のバージョンを削除する時に設定されるプロパティ

(1) 文書を作成する時に設定されるプロパティ

文書を作成する時に設定されるプロパティについて説明します。

バージョニングオブジェクトのプロパティを,次の表に示します。

表3-3 文書の作成時に設定されるバージョニングオブジェクトのプロパティ

プロパティ デフォルトの設定値 設定者 ユーザが設定できる値
オブジェクト種別 4
システム
文書名 (なし)
ユーザ
空文字列以外の文字列を指定できます。
省略できません。
作成日時 文書を作成した日時
システム
更新日時 文書を作成した日時
システム
所有者名 ログインユーザ名
システム
/ユーザ
ユーザ検索で検索したユーザ名を指定できます。
所有者ID ログインユーザID
システム
/ユーザ
ユーザ検索で検索したユーザ名を指定することで,それに対応するユーザIDが設定されます。
作成者名 ログインユーザ名
システム
作成者ID ログインユーザID
システム
更新者名 ログインユーザ名
システム
更新者ID ログインユーザID
システム
コメント 空文字列
ユーザ
任意の文字列を指定できます。
プライマリグループ名 空文字列
システム
/ユーザ
組織検索で検索した組織名,またはグループ検索で検索したグループ名を指定できます。
プライマリグループID 空文字列
システム
/ユーザ
組織検索で検索した組織名,またはグループ検索で検索したグループ名を指定することで,それに対応する組織IDまたはグループIDが設定されます。
所有者パーミッション 「すべて」
システム
/ユーザ
「なし」以外の任意のパーミッションを指定できます。
プライマリグループパーミッション 「更新」
システム
/ユーザ
任意のパーミッションを指定できます。
全ユーザパーミッション 「参照」
システム
/ユーザ
任意のパーミッションを指定できます。
チェックアウト日時 0
システム
チェックアウトユーザ名 空文字列
システム
チェックアウトユーザID 空文字列
システム
登録文書ファイル名 空文字列
システム
/ユーザ
ファイル名を指定できます(パスは含みません)。
登録文書ファイルサイズ 0
システム
/ユーザ
登録文書ファイル名に指定したファイルのサイズが設定されます。
共有ACL 空文字列
ユーザ
共有ACL検索で検索した共有ACLを指定できます。
バージョン番号 1
システム

(凡例)

システム:システムによって値が設定されるプロパティです。ユーザは設定できません。

ユーザ:ユーザが値を設定できるプロパティです。

システム/ユーザ:システムによってデフォルトの値が設定されていますが,ユーザが値を設定することもできるプロパティです。

−:設定できません。


バージョンオブジェクトのプロパティを,次の表に示します。

表3-4 文書を作成する時に設定されるバージョンオブジェクトのプロパティ

プロパティ デフォルトの設定値 設定者 ユーザが設定できる値
オブジェクト種別 8
システム
バージョン名 1
ユーザ
空文字列以外の文字列を指定できます。
省略できません。
作成日時 文書を作成した日時
システム
更新日時 文書を作成した日時
システム
所有者名 ログインユーザ名
システム
/ユーザ
ユーザ検索で検索したユーザ名を指定できます。
所有者ID ログインユーザID
システム
/ユーザ
ユーザ検索で検索したユーザ名を指定することで,それに対応するユーザIDが設定されます。
作成者名 ログインユーザ名
システム
作成者ID ログインユーザID
システム
更新者名 ログインユーザ名
システム
更新者ID ログインユーザID
システム
バージョンコメント 空文字列
ユーザ
任意の文字列を指定できます。
プライマリグループ名 空文字列
システム
/ユーザ
組織検索で検索した組織名,またはグループ検索で検索したグループ名を指定できます。
プライマリグループID 空文字列
システム
/ユーザ
組織検索で検索した組織名,またはグループ検索で検索したグループ名を指定することで,それに対応する組織IDまたはグループIDが設定されます。
所有者パーミッション 「すべて」
システム
プライマリグループパーミッション 「すべて」
システム
全ユーザパーミッション 「すべて」
システム
チェックアウト日時 0
システム
チェックアウトユーザ名 空文字列
システム
チェックアウトユーザID 空文字列
システム
登録文書ファイル名 空文字列
システム
/ユーザ
ファイル名を指定できます(パスは含みません)。
登録文書ファイルサイズ 0
システム
/ユーザ
登録文書ファイル名に指定したファイルのサイズが設定されます。
登録文書のレンディションタイプ 拡張子に対応するレンディション定義ファイルの値
システム
共有ACL 空文字列
システム
バージョニングOIID バージョニングオブジェクトのOIID
システム
バージョン番号 1
システム

(凡例)

システム:システムによって値が設定されるプロパティです。ユーザは設定できません。

ユーザ:ユーザが値を設定できるプロパティです。

システム/ユーザ:システムによってデフォルトの値が設定されていますが,ユーザが値を設定することもできるプロパティです。

−:設定できません。


(2) 文書のプロパティを更新する時に設定されるプロパティ

文書のプロパティを更新する時に設定されるプロパティについて,次の表に示します。なお,プロパティを更新する時に設定されるのは,バージョニングオブジェクトのプロパティだけです。バージョンオブジェクトのプロパティは設定されません。

表3-5 文書のプロパティを更新する時に設定されるバージョニングオブジェクトのプロパティ

プロパティ デフォルトの設定値 設定者 ユーザが設定できる値
文書名 変更なし
ユーザ
空文字列以外の文字列を指定できます。
更新日時 プロパティを更新した日時
システム
更新者名 ログインユーザ名
システム
更新者ID ログインユーザID
システム
コメント 変更なし
ユーザ
任意の文字列を指定できます。

(凡例)

システム:システムによって値が設定されるプロパティです。ユーザは設定できません。

ユーザ:ユーザが値を設定できるプロパティです。

−:設定できません。


(3) 文書のアクセス権を更新する時に設定されるプロパティ

文書のアクセス権を更新する時に設定されるプロパティについて,次の表に示します。なお,アクセス権を更新する時に設定されるのは,バージョニングオブジェクトのプロパティだけです。バージョンオブジェクトのプロパティは設定されません。

表3-6 文書のアクセス権を更新する時に設定されるバージョニングオブジェクトのプロパティ

プロパティ デフォルトの設定値 設定者 ユーザが設定できる値
更新日時 アクセス権を更新した日時
システム
所有者名 変更なし
ユーザ
ユーザ検索で検索したユーザ名を指定できます。
所有者ID 変更なし
ユーザ
ユーザ検索で検索したユーザ名を指定することで,それに対応するユーザIDが設定されます。
更新者名 ログインユーザ名
システム
更新者ID ログインユーザID
システム
プライマリグループ名 変更なし
ユーザ
組織検索で検索した組織名,またはグループ検索で検索したグループ名を指定できます。
プライマリグループID 変更なし
ユーザ
組織検索で検索した組織名,またはグループ検索で検索したグループ名を指定することで,それに対応する組織IDまたはグループIDが設定されます。
所有者パーミッション 変更なし
ユーザ
「なし」以外の任意のパーミッションを指定できます。
プライマリグループパーミッション 変更なし
ユーザ
任意のパーミッションを指定できます。
全ユーザパーミッション 変更なし
ユーザ
任意のパーミッションを指定できます。
共有ACL 変更なし
ユーザ
共有ACL検索で検索した共有ACLを指定できます。

(凡例)

システム:システムによって値が設定されるプロパティです。ユーザは設定できません。

ユーザ:ユーザが値を設定できるプロパティです。

−:設定できません。


(4) 文書をチェックアウトする時に設定されるプロパティ

文書をチェックアウトする時に設定されるプロパティについて説明します。

バージョニングオブジェクトのプロパティについて,次の表に示します。

表3-7 文書をチェックアウトする時に設定されるバージョニングオブジェクトのプロパティ

プロパティ デフォルトの設定値 設定者 ユーザが設定できる値
チェックアウト日時 チェックアウトした日時
システム
チェックアウトユーザ名 ログインユーザ名
システム
チェックアウトユーザID ログインユーザID
システム

(凡例)

システム:システムによって値が設定されるプロパティです。ユーザは設定できません。

−:設定できません。


バージョンオブジェクトのプロパティについて,次の表に示します。ここで設定されるのは,チェックアウト時に作成された,仮のバージョンのプロパティです。

表3-8 文書をチェックアウトする時に設定されるバージョンオブジェクトのプロパティ

プロパティ デフォルトの設定値 設定者 ユーザが設定できる値
作成日時 チェックアウトした日時
システム
更新日時 チェックアウトした日時
システム
作成者名 ログインユーザ名
システム
作成者ID ログインユーザID
システム
更新者名 ログインユーザ名
システム
更新者ID ログインユーザID
システム
チェックアウト日時 チェックアウトした日時
システム
チェックアウトユーザ名 ログインユーザ名
システム
チェックアウトユーザID ログインユーザID
システム

(凡例)

システム:システムによって値が設定されるプロパティです。ユーザは設定できません。

−:設定できません。


(5) 文書をチェックインする時に設定されるプロパティ

文書をチェックインする時に設定されるプロパティについて説明します。

バージョニングオブジェクトのプロパティについて,次の表に示します。

表3-9 文書をチェックインする時に設定されるバージョニングオブジェクトのプロパティ

プロパティ デフォルトの設定値 設定者 ユーザが設定できる値
文書名 変更なし
ユーザ
空文字列以外の文字列を指定できます。
更新日時 チェックインした日時
システム
更新者名 ログインユーザ名
システム
更新者ID ログインユーザID
システム
コメント 変更なし
ユーザ
任意の文字列を指定できます。
チェックアウト日時 0
システム
チェックアウトユーザ名 空文字列
システム
チェックアウトユーザID 空文字列
システム
登録文書ファイル名 変更なし
ユーザ
ファイル名を指定できます(パスは含みません)。
登録文書ファイルサイズ 変更なし
ユーザ
登録文書ファイル名に指定したファイルのサイズが設定されます。
バージョン番号 チェックイン前の値に+1した値
システム

(凡例)

システム:システムによって値が設定されるプロパティです。ユーザは設定できません。

ユーザ:ユーザが値を設定できるプロパティです。

−:設定できません。


バージョンオブジェクトのプロパティについて,次の表に示します。

表3-10 文書をチェックインする時に設定されるバージョンオブジェクトのプロパティ

プロパティ デフォルトの設定値 設定者 ユーザが設定できる値
バージョン名 バージョン番号
ユーザ
任意の文字列を指定できます。必ず指定してください。
更新日時 チェックインした日時
システム
更新者名 ログインユーザ名
システム
更新者ID ログインユーザID
システム
バージョンコメント 空文字列
ユーザ
任意の文字列を指定できます。
チェックアウト日時 0
システム
チェックアウトユーザ名 空文字列
システム
チェックアウトユーザID 空文字列
システム
登録文書ファイル名 変更なし
ユーザ
ファイル名を指定できます(パスは含みません)。
登録文書ファイルサイズ 変更なし
ユーザ
登録文書ファイル名に指定したファイルのサイズが設定されます。
登録文書のレンディションタイプ 拡張子に対応するレンディション定義ファイルの値
システム
バージョン番号 更新前のバージョニングオブジェクトのバージョン番号+1
システム

(凡例)

システム:システムによって値が設定されるプロパティです。ユーザは設定できません。

ユーザ:ユーザが値を設定できるプロパティです。

−:設定できません。


(6) 文書のチェックアウトを取り消す時に設定されるプロパティ

文書のチェックアウトを取り消す時に設定されるバージョニングオブジェクトのプロパティについて,次の表に示します。なお,文書のチェックアウトを取り消す時に設定されるのは,バージョニングオブジェクトのプロパティだけです。バージョンオブジェクトのプロパティは設定されません。

表3-11 文書のチェックアウトを取り消した時に設定されるバージョニングオブジェクトのプロパティ

プロパティ デフォルトの設定値 設定者 ユーザが設定できる値
チェックアウト日時 0
システム
チェックアウトユーザ名 空文字列
システム
チェックアウトユーザID 空文字列
システム

(凡例)

システム:システムによって値が設定されるプロパティです。ユーザは設定できません。

−:設定できません。


(7) 文書のバージョンを削除する時に設定されるプロパティ

文書のバージョンを削除する時に設定されるバージョニングオブジェクトのプロパティについて,次の表に示します。なお,文書のバージョンを削除する時に設定されるのは,バージョニングオブジェクトのプロパティだけです。バージョンオブジェクトのプロパティは設定されません。

表3-12 文書のバージョンを削除する時に設定されるバージョニングオブジェクトのプロパティ

プロパティ デフォルトの設定値 設定者 ユーザが設定できる値
更新日時 文書のバージョンを削除した日時
システム
更新者名 ログインユーザ名
システム
更新者ID ログインユーザID
システム
登録文書ファイル名 カレントバージョンの登録文書ファイル名
システム
登録文書ファイルサイズ カレントバージョンの登録文書ファイルサイズ
システム

(凡例)

システム:システムによって値が設定されるプロパティです。ユーザは設定できません。

−:設定できません。