uCosminexus DocumentBroker Version 3 クラスライブラリ Java サンプルWebアプリケーション

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2.3.3 そのほかの情報を設定するコンテキストパラメタ

そのほかの情報を設定するコンテキストパラメタの設定値を次の表に示します。

表2-3 コンテキストパラメタそのほかの情報の設定

パラメタ名 設定値 デフォルト値 説明
app.mode releaseまたは
debug
release 動作モードを指定します。次のどちらかの値を指定します。

release
リリースモードを指定します。エラーが発生した時,エラー画面にスタックトレースなどの詳細情報は出力されません。また,標準出力にもデバッグ情報が出力されません。

debug
デバッグモードを表します。エラーが発生した時,エラー画面にスタックトレースなどの詳細情報が出力されます。また,標準出力にも,必要に応じてデバッグ情報が出力されます。
app.default.renditonType デフォルトのレンディションタイプ (なし) レンディション定義ファイルに指定されていない拡張子のファイルを文書オブジェクトに設定する際のデフォルトのレンディションタイプを指定します。
コンテキストパラメタにこのエントリを指定しなかった場合は,レンディションタイプが設定されません。空文字列が設定されます。
app.docspace 「X」を0〜9およびa〜fまたはA〜Fで表される16進数とした「XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-
XXXXXXXXXXXX(8けた-4けた-4けた-4けた-12けた)」の形式
673d2be0-d1fd-11d0-ab59-08002be29e1d アプリケーションが接続するDocumentBrokerの文書空間識別子を指定します。
app.html.header 文字列 <title>Java Class Library - Sample</title> jspの<head>タグに指定する文字列を指定します。
この指定は,dwcEntry.jspや<head>タグを持たない部品jspなどには適用されません。
app.initialPage JSPページ dwcSubFrm.jsp ログイン後の初期表示画面を指定します。指定できるファイル名は次のとおりです。
  • dwcSubFrm.jsp(オブジェクト一覧)
  • dwcSearchFrm.jsp(検索)
この指定は省略できません。
app.login.title 文字列 DocumentBroker Java Class Library Sample ログイン画面の右上に表示するタイトル文字列を指定します。
app.logo イメージファイル名 logo.gif アプリケーションのイメージロゴ(大)を指定します。
下記のjspで表示されます。
  • dwcAutoLogin2.jsp
  • dwcLogout.jsp
app.small_logo イメージファイル名 logo_s.gif アプリケーションのイメージロゴ(小)を指定します。
下記のjspで表示されます。
  • dwcMenu.jsp
app.workPath ローカルパス
(絶対パス)
(なし) APワークディレクトリのパスを指定します。
folcont.cacheMaxRow 1以上の整数 200 フォルダ内容表示(オブジェクト一覧)で表示するデータの最大キャッシュ件数を指定します。
folcont.displayResultRow 1以上の整数 20 フォルダ内容表示(オブジェクト一覧)の最大表示行数を指定します。
rootFolder.autoCreateName 文字列 root 自動生成されるルートフォルダのフォルダ名を指定します。
rootFolder.multi Yes
No
No 複数のルートフォルダを使用する場合にYESを指定します。
Yesを指定した場合は,複数のルートフォルダを扱えます。セキュリティ管理者が最初にログインしたときに自動生成されるルートフォルダは,rootFolder.autoCreateNameに指定した名称で生成されます。
Noを指定した場合は,単一のルートフォルダを扱えます。自動生成されるルートフォルダ名は,以下の優先順位で決定されます。
  1. model.rootFolder.initNameを指定している場合は,model.rootFolder.initNameに指定した値で作成されます。
  2. model.rootFolder.initNameを指定していない場合は,rootFolder.autoCreateNameに指定した値で作成されます。
  3. rootFolder.autoCreateNameを指定していない場合は,「root」で作成されます。
なお,サンプルWebアプリケーションで複数のルートフォルダを使用するためには,サンプルWebアプリケーションが提供するJSPを変更する必要があります。
rootFolder.count 1以上の整数 1 複数のルートフォルダを使用する場合,使用するルートフォルダの数を指定します。自動生成されるルートフォルダを含めた数を指定します。実際に存在するルートフォルダの数が,このコンテキストパラメタに指定した値と一致しているかどうかは確認されません。このコンテキストパラメタの使用方法については,rootFolder.name[n]を参照してください。
rootFolder.name[n] 文字列 コンテキストパラメタの添字に指定したnが0の場合:root
nが1以上の場合:なし
ルートフォルダの名称を指定します。rootFolder.countに指定した値の数だけ指定します。このコンテキストパラメタに指定した数がrootFolder.countに指定した値と一致しているかどうかは確認されません。[n]には,[0]〜[rootFolder.countに指定した値-1]の範囲で添字を指定します。このコンテキストパラメタは,ユーザがルートフォルダ一覧機能からルートフォルダ名を取得するのではなく,このコンテキストパラメタから順にルートフォルダ名を取得するために使用します。
search.cacheMaxRow 1以上の整数 200 検索結果の最大キャッシュ件数を指定します。
search.dictionary 文字列 "USERDIC01" 同義語辞書名を指定します。
同義語辞書は,同義語展開オプションを指定した全文検索を実行する時に使用されます。
search.displayResultRow 1以上の整数 20 検索結果の最大表示行数を指定します。
subsearch.cacheMaxRow 1以上の整数 100 ユーザ検索結果,組織検索結果,グループ検索結果およびバージョン一覧の最大キャッシュ件数を指定します。
subsearch.displayResultRow 1以上の整数 10 ユーザ検索結果,組織検索結果,グループ検索結果およびバージョン一覧の最大表示行数を指定します。