9.1.7 hint下位のメソッドのエラー情報の出力

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) 引数
(4) 戻り値
(5) 例外

(1) 機能

下位のメソッドでエラーが発生したときのエラー情報を出力します。引数で指定したメッセージを出力します。このメソッドは,下位のメソッドのエラー発生時に実行してください。

(2) 形式

(a) 形式1

void hint(
   String        message,
   DbjTraceDef   level,
   int           output
)

(b) 形式2

void hint(
   String        message,
   DbjTraceDef   level
)

形式2の場合,トレース情報の出力先はアプリケーショントレースファイルになります。

(c) 形式3

void hint(
   String        message
)

形式3の場合,トレース情報の出力先はアプリケーショントレースファイルになります。また,トレースレベルはDbjTraceDef.HINTになります。

(3) 引数

message(入力)
出力するメッセージを指定します。
level(入力)
トレースレベルを指定します。次に示すトレースレベルのうち,どれかを指定してください。
  • DbjTraceDef.ERROR
    障害監視レベル
  • DbjTraceDef.MANAGE
    通常運用レベル
  • DbjTraceDef.HINT
    障害調査レベル
  • DbjTraceDef.DEBUG
    デバッグレベル
output(入力)
トレース情報の出力先を指定します。次に示す出力先を指定できます。
  • DbjTraceDef.TRACE
    アプリケーショントレースファイルに出力します。
前記以外の出力先を指定した場合,トレース情報は出力されません(実行したメソッドは正常終了します)。

(4) 戻り値

なし

(5) 例外

なし