4.1.4 createIndependentData独立データの作成

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) 引数
(4) 戻り値
(5) 例外

(1) 機能

文書空間に独立データを作成します。作成した独立データの文書空間オブジェクトアクセスインターフェース(DbjObjインターフェース)を取得します。独立データを作成する場合に独立データを構成するクラス名,および独立データのプロパティの初期値を指定できます。

(2) 形式

DbjObj createIndependentData(
     String       className,
     DbjPropSet   propSet
)

(3) 引数

className(入力)
作成する独立データのクラス名を指定します。edmClass_IndependentPersistenceクラス,またはそのサブクラスのクラス名を指定できます。nullを指定するとデフォルトクラスであるedmClass_IndependentPersistenceクラスが仮定されます。
propSet(入力)
作成する独立データのプロパティの初期値として設定するプロパティ値集合を指定します。プロパティの初期値を指定しない場合はnullを指定します。

(4) 戻り値

作成した独立データの文書空間オブジェクトアクセスインターフェース(DbjObjインターフェース)

(5) 例外

DbjAccessControlException
アクセス権エラーの場合
DbjACEOperationException
指定ACEについてのエラーの場合
DbjCORBAException
CORBAエラーの場合
DbjDBException
DBエラーの場合
DbjException
Java クラスライブラリ固有のエラーの場合
DbjIllegalObjectTypeException
指定オブジェクト種別が不適切の場合
DbjIllegalPropValException
指定プロパティ値が不正の場合
DbjObjectNotFoundException
指定オブジェクトが存在しなかった場合
DbjPublicACLNotFoundException
指定パブリックACLが存在しなかった場合
DbjPublicACLOutOfRangeException
指定パブリックACL数が範囲を超えた場合
DbjSessionNotConnectException
セッションが接続されていなかった場合