3.18.16 getPropSet行データをプロパティ値集合として取得

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) 引数
(4) 戻り値
(5) 例外

(1) 機能

名前付き検索結果から,指定した行のデータをプロパティ値集合として取得します。取得したプロパティ値集合は新規に作成され,値がコピーされます。取得後のプロパティ値集合のプロパティ名は,列名の「.」(ピリオド)以前の文字列が削除されます。

なお,指定した行のデータのうち,列名がnullの列のデータは取得しません。

形式1,3はカーソル行が対象となり,形式2,4はインデクスで行を指定します。

形式1,2はすべての列が対象となりますが,形式3,4は指定した表名(または相関名)に関連する列名だけを対象とします。なお,形式3,4では,列名が「表名.列名」の形式で設定されている必要があります。

(2) 形式

(a) 形式1

DbjPropSet getPropSet()

(b) 形式2

DbjPropSet getPropSet(
    int       rowIndex
)

(c) 形式3

DbjPropSet getPropSet(
    String    tableName
)

(d) 形式4

DbjPropSet getPropSet(
    String    tableName,
    int       rowIndex
)

(3) 引数

rowIndex(入力)
0から始まる行インデクスを指定します。
tableName(入力)
対象表名を指定します。nullを指定すると,表指定なしとみなされます。

(4) 戻り値

行データ(DbjPropSetインターフェース)

(5) 例外

IllegalStateException
名前付き検索結果でない場合,またはカーソル状態が不正の場合
IndexOutOfBoundsException
行インデクスが不正の場合