2.2.1 createACEACEの作成

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) 引数
(4) 戻り値
(5) 例外

(1) 機能

ACEを作成し,そのインターフェース(DbjACEインターフェース)を取得します。

形式1では,初期値状態のACEを作成します。形式2では,指定されたプロパティ値集合をACEとみなして作成してpropSetプロパティに設定します。この場合,値はコピーされません。形式3では,指定された引数を初期値としてACEを作成します。なお,形式2および形式3の引数に指定するプロパティ値集合の妥当性は,検証されません。

(2) 形式

(a) 形式1

DbjACE createACE()

(b) 形式2

DbjACE createACE(
    DbjPropSet  src
)

(c) 形式3

DbjACE createACE(
    String      subject,
    int         subjectType,
    int         permission
)

(3) 引数

src(入力)
ACEとして扱うプロパティ値集合を指定します。nullを指定すると例外がスローされます。
subject(入力)
ACEのサブジェクトを指定します。
subjectType(入力)
ACEのサブジェクト種別を指定します。
permission(入力)
ACEのパーミッションを指定します。

(4) 戻り値

ACEインターフェース(DbjACEインターフェース)

(5) 例外

NullPointerException
引数srcにnullを指定した場合