DbjDocSpaceインターフェースは,文書空間へのアクセスを扱うインターフェースです。なお,個別の文書空間オブジェクトへのアクセスにはDbjObjインターフェースを使用し,複数の文書空間オブジェクトへのアクセスにはDbjObjListインターフェースを使用します。DbjDocSpaceインターフェースは,特定の文書空間オブジェクトに依存しないメソッド,および新規に文書空間オブジェクトを生成するメソッドを提供します。
文書空間オブジェクトはDbjDocSpaceインターフェースのメソッドで作成できます。個別の文書空間オブジェクトにアクセスする場合は,ProxyオブジェクトのインターフェースをDbjDocSpace#createObjConnectionメソッドまたはDbjDocSpace#createObjListメソッドで取得し,そのインターフェースを使用してアクセスします。
DbjDocSpaceインターフェースは,接続している文書空間のメタ情報にアクセスできます。この場合,DbjDocSpace#getMetaメソッドを使用して文書空間のメタ情報にアクセスするインターフェースを取得できます。また,DbjDocSpaceインターフェースのDbjDocSpace#isAccessControlModeメソッドを利用することで文書空間がアクセス制御モードで動作しているかどうかを調べることができます。
以降,DbjDocSpaceインターフェースのメソッドについて説明します。