4.2.11 writePropertiesリンクプロパティ値の設定

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) 引数
(4) 戻り値
(5) 例外

(1) 機能

リンクProxyオブジェクトのアクセス対象のターゲットオブジェクトであるリンクオブジェクトのプロパティを一括して設定します。

形式1では,アクセス対象のターゲットオブジェクトであるリンクオブジェクトのプロパティを,指定したプロパティ値集合で設定します。形式2および形式3では,アクセス対象のターゲットオブジェクトであるリンクオブジェクトのプロパティを,リンクProxyオブジェクトに設定されたプロパティ値集合で設定します。形式3では,リンクProxyオブジェクトに設定されているプロパティのうち,アクセス対象のターゲットオブジェクトであるリンクオブジェクトに反映する対象のプロパティを限定して指定できます。

(2) 形式

(a) 形式1

void writeProperties(
    DbjPropSet     propSet
)

(b) 形式2

void writeProperties()

(c) 形式3

void writeProperties(
    Collection     propdef
)

(3) 引数

propSet(入力)
リンクオブジェクトに設定するリンクプロパティ値集合を指定します。nullを指定すると例外がスローされます。
propDefs(入力)
要素はリンクプロパティ名(String型)です。リンクオブジェクトに設定する対象のリンクプロパティ値のコレクションを指定します。nullを指定すると例外がスローされます。

(4) 戻り値

なし

(5) 例外

DbjAccessControlException
アクセス権エラーの場合
DbjCORBAException
CORBAエラーの場合
DbjDBException
DBエラーの場合
DbjException
Java クラスライブラリ固有のエラーの場合
DbjIllegalPropValException
指定プロパティ値が不正の場合
DbjObjectNotFoundException
指定オブジェクトが存在しなかった場合
DbjSessionNotConnectException
セッションが接続されていなかった場合
NullPointerException
引数propSet,またはpropDefsがnullの場合