3.11 DbjPublicACLIdElmインターフェース

DbjPublicACLIdElmインターフェースは,文書空間オブジェクトにバインドするパブリックACLのOIID文字列を扱うインターフェースです。パブリックACLのOIID文字列を取得,設定するメソッドを提供します。

なお,Java クラスライブラリでは,文書空間オブジェクトにバインドするパブリックACLのOIID文字列のリストを,DbjVArrayインターフェースで操作できます。また,その要素であるパブリックACLのOIID文字列はDbjPropSetインターフェースでも操作できます。

プロパティ一覧
DbjPublicACLIdElmインターフェースで扱うプロパティの一覧と,各プロパティに対するgetterメソッドおよびsetterメソッドを表3-6に示します。

表3-6 DbjPublicACLIdElmインターフェースで扱うプロパティ

プロパティ名データ型getterメソッドsetterメソッド
IdString型getIdsetId
propSetDbjPropSetpropSetsetPropSet
プロパティ詳細
  • Idプロパティ
    パブリックACLのOIID文字列を表します。
    このプロパティへのアクセスは,プロパティ値集合のdbrProp_PublicACLIdElemプロパティに反映されます。
    初期値はnullです。
  • propSetプロパティ
    DbjPublicACLIdElmインターフェースで扱うプロパティ値の集合です。
    このプロパティ値集合に対する操作は,集合に含まれる各プロパティ値に反映されます。また,各プロパティ値に対する操作もこのプロパティ値集合に反映されます。

以降,DbjPublicACLIdElmインターフェースのメソッドについて説明します。

<この節の構成>
3.11.1 getId(パブリックACLのOIID文字列の取得)
3.11.2 propSet(パブリックACLのOIID文字列のプロパティ値集合の取得)
3.11.3 setId(パブリックACLのOIID文字列の設定)
3.11.4 setPropSet(パブリックACLのOIID文字列のプロパティ値集合の設定)