4.1.1 changeSearchACLMode検索実行時のアクセス制御モードの変更

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) 引数
(4) 戻り値
(5) 例外

(1) 機能

検索(DbjDocSpace#executeSearchメソッド)の実行時のアクセス制御モードを変更します。アクセス制御モードの指定の有無によって,検索の実行時にアクセスできるオブジェクトが異なる場合があります。アクセス制御モードで動作している文書空間に対して検索を実行する場合,このメソッドを実行してアクセス制御モードなしの状態を設定して検索を実行できます。デフォルト値には,DbjDef.WITH_ACLが設定されています。なお,引数に指定する値の妥当性は検証されません。

(2) 形式

void changeSearchACLMode(
     int            aclMode
)

(3) 引数

aclMode(入力)
検索の実行時のアクセス制御モードを指定します。アクセス制御機能を使用している場合だけ有効です。次のどちらかの値を指定します。
  • DbjDef.WITH_ACL
    アクセス制御機能付き検索モードで実行します。このモードの場合,ユーザはアクセス権がないオブジェクトを検索結果として取得できません。
  • DbjDef.WITHOUT_ACL
    アクセス制御機能なし検索(アクセス権を無視した検索)モードで実行します。このモードの場合,ユーザはアクセス権がないオブジェクトでも検索結果として取得できます。

(4) 戻り値

なし

(5) 例外

DbjAccessControlNotSupportedException
アクセス制御モードで動作していない場合
DbjCORBAException
CORBAエラーの場合
DbjException
Java クラスライブラリ固有のエラーの場合
DbjSessionNotConnectException
セッションが接続されていなかった場合