7.2.3 WWW環境の構築

Java クラスライブラリで開発したユーザアプリケーションプログラムは,WWW環境からDocumentBrokerにアクセスする業務アプリケーションとして使用されます。このため,WWWサーバとWWWブラウザがイントラネットまたはインターネットで使用できる環境を準備しておきます。

また,DocumentBroker Development KitおよびDocumentBroker Runtimeで提供するJava クラスライブラリのAPIは,Enterprise JavaBeansのビジネスロジックを表すコードから呼び出したり,JavaBeansの中から呼び出したりして使用できます。これらを使用するための環境は,あらかじめセットアップしておきます。

Java クラスライブラリで開発したユーザアプリケーションプログラムを実行できるWWWブラウザはInternet Explorerです。なお,WWWブラウザ使用時には,次のことに注意してください。

WWWブラウザ使用時の注意事項
  • WWWブラウザのCookieについての設定を,Cookieを常に受け付ける設定にして使用してください。
  • WWWブラウザのキャッシュについての設定を,起動ページを表示するごとに文書を確認する設定にして使用してください。
  • WWWブラウザから文字を入力する時は,半角かたかな文字は使用しないでください。入力文字列の文字コードが正確に解析できなくなり,不正な動作をするおそれがあります。
  • ボタンやリンクを選択する時は,ダブルクリックしないでください。連続して2回の処理が要求されて,エラーになる場合があります。