5.7.1 <プロパティ指定>

ここでは,<プロパティ指定>の形式と規則について説明します。

<この項の構成>
(1) <プロパティ指定>の形式
(2) <プロパティ指定>についての規則
(3) <プロパティ修飾子>についての規則

(1) <プロパティ指定>の形式

<プロパティ指定> ::= 〔<プロパティ修飾子> <ピリオド>〕 <プロパティ名>
<プロパティ修飾子> ::= <相関名>     !! <相関名>による修飾
           |<クラス指定> !! <クラス指定>による修飾

(2) <プロパティ指定>についての規則

同じ名称のプロパティを持つDMAクラスを結合する場合など,<プロパティ名>だけではプロパティを一意に識別できなくなる場合は,<プロパティ修飾子>を指定して<プロパティ指定>が一意になるようにしてください。

(3) <プロパティ修飾子>についての規則

<相関名>および<クラス指定>として指定できるのは,<FROM句>に指定したものだけです。

<プロパティ指定>の指定例を,次の表に示します。

表5-32 <プロパティ指定>の指定例

指定例説 明
myProp_Foo<識別子>によって<プロパティ名>だけを指定しています。
ID'FA7DA34B-CFF3-11d3-A03E-00A0C9967923​'<ID文字列>によって<プロパティ名>だけを指定しています。
myClass_XX.myProp_Foo<プロパティ名>を<クラス名>によって修飾して指定しています。
P0.myProp_Foo<プロパティ名>を<相関名>によって修飾して指定しています。
myClass_XX.ID'FA7DA34B-CFF3-11d3-A03E-00A0C9967923​'<ID文字列>によって表現した<プロパティ名>を,<クラス名>によって修飾して指定しています。