6.2.2 プロパティのデータ型とJava クラスライブラリで扱うデータ型の対応

DocumentBrokerで管理するプロパティには,次のデータ型があります。

これらのデータ型を持つプロパティの値をJava クラスライブラリのメソッドを使用して設定したり参照したりする場合の,プロパティのデータ型とJavaで扱うデータ型との対応を,次の表に示します。

表6-2 プロパティのデータ型とJavaで扱うデータ型の対応

プロパティのデータ型(定数)Javaで扱うデータ型
BOOL型
(DbjDef.DATATYPE_BOOL)
int型
Integer型※1
INT型
(DbjDef.DATATYPE_INT)
int型
Integer型※1
VARRAY型
(DbjDef.DATATYPE_VARRAY)
DbjVArray型
STR型
(DbjDef.DATATYPE_STR)
String型
STRLIST型※2
(DbjDef.DATATYPE_STRLIST)
List型(要素はString型)

注※1 戻り値などで,Integer型のnull値を表す場合に使用します。

注※2 dbrProp_GroupListプロパティを取得する場合に使用します。


Java クラスライブラリで扱うプロパティのデータ型と,DocumentBrokerサーバで扱うデータ型の対応については,「2.11.2 文書空間オブジェクトのプロパティのデータ型」を参照してください。なお,表6-2で示した以外のデータ型を持つプロパティのデータ型は,UNKNOWN型(定数:DbjDef.DATATYPE_UNKNOWN)になります。