7.6.1 クラス定義情報ファイル

クラス定義情報ファイルは,DMAクラスやプロパティのGUIDの値と名前とを対応させて,DMAクラスやプロパティに名前でアクセスするためにJava クラスライブラリが参照するファイルです。

<この項の構成>
(1) クラス定義情報ファイルの作成方法
(2) クラス定義情報ファイルの格納先

(1) クラス定義情報ファイルの作成方法

DocumentBrokerサーバが提供するクラス定義情報ファイル作成コマンド(EDMCrtSimMetaコマンド)を実行して作成してください。コマンドについての詳細は,マニュアル「DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド」を参照してください。

このファイルは,文書空間に一つ必要です。ユーザアプリケーションプログラムを実行する前に,必ずこのファイルを作成してください。

(2) クラス定義情報ファイルの格納先

クラス定義情報ファイルのファイル名は,次の名称にしてください。

<文書空間識別子>.ini

なお,<文書空間識別子>の形式は,16進数で,8けた-4けた-4けた-4けた-12けたのGUID値の形式です。

クラス定義情報ファイルは,次のディレクトリに格納してください。

UNIXの場合

/opt/HiEDMS/client/java/etc

Windowsの場合

<インストールディレクトリ>¥java¥etc

なお,Windowsでは,クラス定義情報ファイルが存在しない場合,セッションの確立時(ログイン時)にDbjInitializeErrorがスローされます。