文字列型で表現するのは,DocumentBrokerで使用できる文字コードセットから構成される任意の長さの文字列です。DocumentBrokerで使用できる文字コードセットについては,「5.4.1 文字コードセットとの対応」を参照してください。
次に,文字列型のデータ型を使用する表現形式,演算子,関数および述語について説明します。また,Java クラスライブラリで扱うデータ型との対応についても説明します。
文字列型の値の表現形式を,次の表に示します。
表5-15 文字列型の値の表現形式
値の種類 | 定義 |
---|---|
リテラル | '任意の文字列' 詳細は,「5.4.6 <リテラル>」を参照してください。 |
プロパティ | String型のプロパティ (dmaProp_DataType=DMA_DATATYPE_STRINGと定義されたプロパティ) 格納値: 定義長(dmaProp_MaximumLengthStringの値)以下の文字列 |
変数として指定できる値 | ?パラメタ |
文字列型の値を被演算子または引数とする,演算子を次の表に示します。
表5-16 文字列型の値を被演算子または引数とする演算子
演算子の種類 | 演算子 |
---|---|
文字列結合演算子 | || |
評価対象が文字列型の値である述語を次の表に示します。
表5-17 文字列型の値を評価対象とする述語
述語の種類 | 述語 |
---|---|
比較述語 | = < > <= >= <> |
In述語 | IN |
Between述語 | BETWEEN |
Like述語 | LIKE XLIKE |
Java クラスライブラリで扱うデータ型との対応を次の表に示します。
表5-18 edmSQLの文字列型とJava クラスライブラリで扱うデータ型との対応
edmSQLのデータ型 | Java クラスライブラリで扱うデータ型 | 値 |
---|---|---|
文字列型 | String | 4,294,967,295バイト以下の文字列 |