この節では,Java クラスライブラリでの文書の概念について説明します。
Java クラスライブラリでは,文書を表すオブジェクト,文書の表現形式を管理するオブジェクト,文書の実体であるコンテンツ(Wordやテキストエディタなどのアプリケーションプログラムで作成された文書ファイル)に相当するオブジェクトなどの複数のDMAオブジェクトを,まとまった一つの文書として扱います。
Java クラスライブラリでは,次の2種類の文書を表す文書空間オブジェクトを扱います。