Java クラスライブラリでは, WAITモードでメソッドを実行します。例えば,ユーザAがある文書空間オブジェクトのロックを取得しようとした場合に,すでにユーザBがその文書空間オブジェクトのロックを取得していたとします。このとき,ロックが解除されるまで,ユーザAが実行しようとしたメソッドは待ち状態となります。ただし,タイムアウトやデッドロックが発生した場合は,処理を終了します。なお,ロックは次の時点まで継続します。
なお,WAITモードでのタイムアウト時間はHiRDBに設定します。HiRDBのタイムアウト時間の設定については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。