5.8.3 <比較述語>

ここでは,<比較述語>の形式と規則について説明します。

<比較述語>は,演算子の両辺の比較によって結果を返却します。

<この項の構成>
(1) <比較述語>の形式
(2) <比較述語>の評価
(3) <比較述語>の規則
(4) <比較述語>で使用する演算子の詳細

(1) <比較述語>の形式

<比較述語> ::= <値式> <比較演算子> <比較述語値式>
<比較述語値式> ::= <値式>|<副問い合わせ>
<比較演算子> ::= <等号演算子>|<不等号演算子>|<小なり演算子>
               |<大なり演算子>|<小なり等号演算子>
               |<大なり等号演算子>

(2) <比較述語>の評価

(3) <比較述語>の規則

(4) <比較述語>で使用する演算子の詳細

演算子の詳細を,次の表に示します。

表5-38 <比較述語>で使用できる演算子の詳細

演算子意味比較可能なデータ型
<等号演算子>
(=)
値が等しい場合に「真」になります。
  • 論理型
  • 整数型
  • 文字列型
  • オブジェクト型
<不等号演算子>
(<>)
値が等しくない場合に「真」になります。
  • 論理型
  • 整数型
  • 文字列型
<小なり演算子>
(<)
左辺の値が右辺の値よりも小さい場合に「真」になります。
  • 整数型
  • 文字列型
<大なり演算子>
(>)
左辺の値が右辺の値よりも大きい場合に「真」になります。
  • 整数型
  • 文字列型
<小なり等号演算子>
(<=)
左辺の値が右辺の値よりも小さいか,等しい場合に「真」になります。
  • 整数型
  • 文字列型
<大なり等号演算子>
(>=)
左辺の値が右辺の値よりも大きいか,等しい場合に「真」になります。
  • 整数型
  • 文字列型