7.5.1 使用できる文字コード種別

Java クラスライブラリを使用してアプリケーションを開発したり,開発したクライアントアプリケーションを使用して文書空間オブジェクトを操作したりする場合,Java クラスライブラリを使用したプログラミング時には,次の文字コード種別を使用できます。

Java クラスライブラリを使用したアプリケーションで使用する文字コード種別は,動作環境定義ファイルのコンフィグレーションキー「DocSpaceCharacterSet」の内容に合わせる必要があります。一つのアプリケーションから文字コード種別が異なる複数の文書空間に接続する場合は,「DocSpaceCharacterSet」に「FROMSERVER」を設定すれば,Shift-JISおよびUTF-8のどちらも使用できます。ただし,文字コード種別がShift-JISである文書空間に対してUTF-8の文字コードを使用するときには,Shift-JISの文字コードにエンコードできる範囲でUTF-8の文字コードを指定してください。

なお,文書空間で使用する文字コード種別がUTF-8の場合,Java クラスライブラリのXML文書管理機能は使用できません。文書空間で使用する文字コード種別がUTF-8の場合に使用できるクラス,インターフェースおよびメソッドについては,マニュアル「DocumentBroker Version 3 クラスライブラリ Java リファレンス」を参照してください。