edmSQL文で使用できるデータ型は,次のとおりです。
このうち,バイナリ型のデータについては,Java クラスライブラリではString型のデータとして扱います。
なお,DocumentBrokerサーバで扱うプロパティのデータ型であるId型は,edmSQLのデータ型としては提供しませんが,クラスやプロパティをIDで指定することはできます。
使用できるデータ型ごとに,次の項目について説明します。
- edmSQL文の表現形式
- 演算子
- 関数
- 述語
- Java クラスライブラリのデータ型との値の受け渡しのインターフェース
- 注意事項
- edmSQLでは,文書空間オブジェクトのトップオブジェクトクラスであるDMAクラスに対して検索を実行します。検索条件に指定するプロパティも,すべてDocumentBrokerサーバでDMAクラス上に定義されているプロパティです。このため,この章では,プロパティのデータ型はすべてDocumentBrokerサーバで定義されているプロパティのデータ型で説明します。DocumentBrokerサーバで定義されているプロパティのデータ型については,マニュアル「DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド」を参照してください。Java クラスライブラリで扱うプロパティのデータ型との対応については,「2.11.2 文書空間オブジェクトのプロパティのデータ型」を参照してください。