1.3.4 連携できるプログラム

Java クラスライブラリを使用して連携できるプログラムを次に示します。必要に応じて使用してください。

<この項の構成>
(1) ユーザ認証やアクセス制御情報の取得に必要なプログラム
(2) XML文書を管理する場合に必要なプログラム
(3) レンディション変換要求機能を使用する場合に必要なプログラム

(1) ユーザ認証やアクセス制御情報の取得に必要なプログラム

ログイン時のユーザ認証に必要な情報,およびアクセス制御機能に必要な情報を取得する場合は,DocumentBroker Serverを介してユーザ管理システムにアクセスします。DocumentBroker Serverは,LDAP対応のディレクトリサービスやUNIXのパスワードファイルなどを使用したユーザ認証機能を提供しています。DocumentBroker ServerがLDAP対応のディレクトリサービスを使用したユーザ管理システムと連携している場合,アクセス制御機能に必要な情報は,LDAP対応のディレクトリサービスで管理されている情報を基に生成されます。

なお,ユーザアプリケーションプログラムを開発する際に,JNDIを使用してLDAP対応のディレクトリサービスと連携すれば,LDAP対応のディレクトリサービスで管理されている情報を直接取得できます。

アクセス制御については,「2.12 アクセス制御」または「3.10 アクセス制御モデル」を参照してください。

(2) XML文書を管理する場合に必要なプログラム

AIXの場合,XML文書を管理する機能は使用できないため,ここで説明するプログラムは不要です。

XML文書の管理については,「2.7 XML文書」および「3.4 XML文書の管理モデル」を参照してください。

(3) レンディション変換要求機能を使用する場合に必要なプログラム

マルチレンディションおよびレンディション変換要求機能については,「2.5 レンディション管理」および「3.2 レンディション管理モデル」を参照してください。