5.3.6 バイナリ型

バイナリ型で表現するのは,任意のバイト列を表現するデータです。主に,文書のコンテンツを表現します。関数の引数や,戻り値に指定する型としてだけ使用できます。プロパティの型としては定義できません。

バイナリ型が使用できる関数についての詳細は,「5.9 関数指定の構文規則」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 表現形式
(2) Java クラスライブラリで扱うデータ型との対応

(1) 表現形式

バイナリ型のデータの表現形式を,次の表に示します。

表5-19 バイナリ型のデータの表現形式

値の種類定義
変数?パラメタ

バイナリ型のデータは,?パラメタ以外の形式では表現できません。

(2) Java クラスライブラリで扱うデータ型との対応

Java クラスライブラリで扱うデータ型との対応を,次の表に示します。

表5-20 edmSQLのバイナリ型とJava クラスライブラリで扱うデータ型との対応

edmSQLのデータ型Java クラスライブラリで扱うデータ型
バイナリ型String4,294,967,295バイト以下の文字列

注※ バイナリ型のデータはJava クラスライブラリではString型の値として取得できます。