バイナリ型で表現するのは,任意のバイト列を表現するデータです。主に,文書のコンテンツを表現します。関数の引数や,戻り値に指定する型としてだけ使用できます。プロパティの型としては定義できません。
バイナリ型が使用できる関数についての詳細は,「5.9 関数指定の構文規則」を参照してください。
バイナリ型のデータの表現形式を,次の表に示します。
表5-19 バイナリ型のデータの表現形式
値の種類 | 定義 |
---|---|
変数 | ?パラメタ |
バイナリ型のデータは,?パラメタ以外の形式では表現できません。
Java クラスライブラリで扱うデータ型との対応を,次の表に示します。
表5-20 edmSQLのバイナリ型とJava クラスライブラリで扱うデータ型との対応
edmSQLのデータ型 | Java クラスライブラリで扱うデータ型 | 値 |
---|---|---|
バイナリ型 | String | 4,294,967,295バイト以下の文字列※ |
注※ バイナリ型のデータはJava クラスライブラリではString型の値として取得できます。