<特殊なプロパティ>の定義について説明します。<特殊なプロパティ>とは,全文検索で使用する全文検索インデクス用プロパティです。
<特殊なプロパティ>として指定できる字句を,次の表に示します。
表5-31 <特殊なプロパティ>として指定できる字句
値 | 説 明 |
---|---|
edmProp_TextIndex | edmProp_TextIndexプロパティを表す<正規識別子> |
edmProp_StIndex | edmProp_StIndexプロパティを表す<正規識別子> |
edmProp_ConceptTextIndex | edmProp_ConceptTextIndexプロパティを表す<正規識別子> |
edmProp_ConceptStIndex | edmProp_ConceptStIndexプロパティを表す<正規識別子> |
これらのプロパティの特長については,「4.5.2 全文検索機能付き文書クラスの作成」を参照してください。
<特殊なプロパティ>の詳細について説明します。
<特殊なプロパティ>は,edmSQLで,DMAの検索モデルを拡張するための導入されたプロパティです。このプロパティは,edmSQLによって予約されたプロパティ名であるため,<プロパティ名>としては使用できません。なお,DocumentBrokerとしても,ユーザ定義プロパティに「dmaProp_」,「edmProp_」および「dbrProp_」で始まるプロパティ名称は使用できません。
DocumentBrokerで拡張したプロパティのうち,<特殊なプロパティ>として定義されていないプロパティについては,ほかのプロパティと同様の処理ができます。
<特殊なプロパティ>を指定できる関数を示します。
<特殊なプロパティ>を引数に指定できる関数の詳細については,「5.9 関数指定の構文規則」を参照してください。