uCosminexus DocumentBroker Version 3 統計解析ツール
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EDMRptAclogコマンド実行結果の出力形式について説明します。
EDMRptAclogコマンドの集計機能の出力例を次の図に示します。
図6-3 EDMRptAclogコマンドの集計機能の出力例
![[図データ]](figure/zu060010.gif)
図6-3の要素(a)〜(e)について説明します。
集計結果に関する共通情報が出力されます。COUNT STARTからINTERVALまでの共通情報の出力形式を次に示します。
# <共通情報名> = <値>
出力される共通情報の内容は,EDMRptAclogコマンドのオプションの指定によって変わります。共通情報の内容およびオプションの指定との関係を次に示します。
分類項目が出力され,その下に各項目の内容が出力されます。集計のキーとなる項目は,-kオプションで指定した集計キー定義ファイルに指定された項目です。分類項目とその内容を次に示します。
プロパティの値/クラス名
集計結果の項目が出力され,その下に各項目の内容が出力されます。集計結果の項目とその内容を次に示します。
| アクセス種別 | 意味 |
|---|---|
| connect | 文書空間への接続 |
| create | オブジェクトの生成 |
| delete | オブジェクトの削除 |
| error | エラー |
| refer | オブジェクトの参照 |
| search | 検索の実行(検索結果の取得も含む) |
| update | オブジェクトの更新 |
-tオプションを指定した場合,-kオプションで指定した集計キー定義ファイルの第1キーごとのアクセス回数の小計が,アクセス種別ごとに出力されます。
-tオプションを指定した場合,アクセス回数の総計がアクセス種別ごとに出力されます。
-cオプションを指定した場合,集計はされないで,アクセスした時間順にアクセスログが出力されます。このとき,動作環境定義ファイルに指定された変換モードに応じて,OIID,操作対象識別子がオブジェクトのプロパティの値に置き換えられます。
OIID変換機能,操作対象識別子変換機能の出力例を次の図に示します。太字で示す部分が置き換わります。なお,OIIDまたは操作対象識別子がプロパティの値(プロパティの値/クラス名)に置き換わる以外は,元のアクセスログファイルと同じ形式になります。
図6-4 EDMRptAclogコマンドのOIID変換機能,操作対象識別子変換機能の出力例
![[図データ]](figure/zu060020.gif)
-xオプションを指定した場合,抽出エントリ定義ファイルに指定したメソッド名と引数によって,アクセスログエントリが抽出されて出力されます。
エントリ抽出機能の出力例を次の図に示します。この例では,抽出エントリ定義ファイルにメソッド名「CREATE」と引数「OBJECT」を指定して,CREATE OBJECTエントリを抽出しています。
図6-5 EDMRptAclogコマンドのエントリ抽出機能の出力例
![[図データ]](figure/zu060030.gif)
-xオプションと-cオプションを同時に指定した場合は,エントリが抽出されると同時に,アクセスログ中のOIIDは,オブジェクトのプロパティの値に変換されます。
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