uCosminexus DocumentBroker Version 3 統計解析ツール
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集計キー定義ファイルの記述規則は次のとおりです。
- 作成先のディレクトリおよびファイル名は任意です。
- テキストファイルとして作成してください。
- ASCIIコードで記述してください。ただし,コメント行ではShift-JISコードも使用できます。
- シャープ(#)およびセミコロン(;)で始まる行はコメント行として扱われます。記述内容を説明する場合や集計キー定義ファイルを修正した場合のコメントなど,必要に応じて記述してください。
- 先頭や末尾の空白・タブは無視されます。
- 空白・改行だけの行は無視されます。
- ファイルの先頭の行(コメント行を除く)には,セクションを記述してください。
集計キー定義ファイルの記述形式を次に示します。
# Extract Key Definition File ‥‥コメント
[Key User] ‥‥セクション
<ユーザ名> ‥‥エントリ
<ユーザ名> ‥‥エントリ
[Key Object] ‥‥セクション
<オブジェクト名> ‥‥エントリ
<オブジェクト名> ‥‥エントリ
|
集計キー定義ファイルは,[Key User]セクション,[Key Object]セクションと,各セクションに指定するエントリで構成されます。
各セクションとエントリの記述について説明します。
[Key User]セクション,[Key Object]セクションの記述について説明します。
- [Key User]セクション
- 集計対象のユーザ名を定義する[Key User]セクションを,次に示す形式で記述してください。
[Key User]
- [Key Object]セクション
- 集計対象のオブジェクト名を定義する[Key Object]セクションを,次に示す形式で記述してください。
[Key Object]
各セクションは,次に示す文法に従って記述してください。
- セクション名は角括弧([ ])で囲んでください。
なお,次の行は不正データとして扱われます。コマンドの実行時に標準エラー出力(stderr)にメッセージが出力されて,処理が中止されます。
- 角括弧([)で始まり,角括弧(])で終わらない行
- 角括弧([)で始まらないで,角括弧(])で終わる行
- [Key User]セクション,[Key Object]セクション以外のセクション名は指定しないでください。不正なセクション名を指定した場合,コマンドの実行時に標準エラー出力(stderr)にメッセージが出力されて,処理が中止されます。
- [Key User]セクション,[Key Object]セクションは省略できます。ただし,[Key User]セクション,[Key Object]セクションをどちらも省略した場合,コマンドの実行時に標準エラー出力(stderr)にメッセージが出力されて,処理が中止されます。
- ファイル内で同じセクションを重複して指定した場合,最初のセクションのエントリが有効になり,2回目以降のセクションのエントリは不正データとして扱われて無視されます。
[Key User]セクションに定義するユーザ名,[Key Object]セクションに定義するオブジェクト名の記述について説明します。
- ユーザ名
- 集計対象のユーザ名を,次に示す形式で記述してください。
[Key User]
<ユーザ名>
<ユーザ名>
- ユーザ名は,次に示す文法に従って記述してください。
- ユーザ名の指定は省略できます。省略した場合,すべてのユーザが集計対象になります。
- 複数のユーザ名を指定する場合,改行で区切って指定します。指定できるバイト数は32バイトまでです。指定できる個数の上限はありません。
- 同じユーザ名を重複して指定した場合,最初のユーザ名が有効になり,2回目以降のユーザ名は不正データとして扱われて無視されます。
- オブジェクト名
- 集計対象のオブジェクト名を,次に示す形式で記述してください。
[Key Object]
<オブジェクト名>
<オブジェクト名>
- オブジェクト名は,次に示す文法に従って記述してください。
- オブジェクト名の指定は省略できます。省略した場合,すべてのオブジェクトが集計対象になります。
- 複数のオブジェクト名を指定する場合,改行で区切って指定します。指定できるバイト数および個数の上限はありません。
- オブジェクト名をダブルクォーテーション(")で囲んだ場合,ダブルクォーテーション(")は無視されます。例えば,「"Plan"」と指定した場合,オブジェクト名は「Plan」になります。
- 同じオブジェクト名を重複して指定した場合,最初のオブジェクト名が有効になり,2回目以降のオブジェクト名は不正データとして扱われて無視されます。
- プロパティ拡張情報ファイルのPrepresentPropertiesエントリに複数の値を指定している場合,オブジェクト名としてPrepresentPropertiesエントリの値の一部を指定できます。指定例を次に示します。
![[図データ]](figure/zu040010.gif)
集計キー定義ファイルの記述例を次に示します。
- すべてのユーザを集計対象とする場合の例
この例では,集計結果に出力される項目は,user,access,timesです。
- ユーザ「ACUser1」のすべてのオブジェクトを集計対象とする場合の例
[Key User]
ACUser1
[Key Object]
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この例では,集計結果に出力される項目は,user,object,access,timesです。
- ユーザ「ACUser1」と「ACUser2」のオブジェクト「Object1」と「Object2」を集計対象とする場合の例
[Key User]
ACUser1
ACUser2
[Key Object]
Object1
Object2
|
この例では,集計結果に出力される項目は,user,object,access,timesです。
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