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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


8.9.3 FTP連携を利用するときの注意

FTP連携の機能を利用するときの注意について説明します。

〈この項の構成〉

(1) ビジネスプロセスの作成に関する注意

(2) サーバの運用でFTPを利用する場合の注意

サービスプラットフォームのサーバ自体の運用および保守でFTPを使用する場合,別途FTPサーバを構築する必要があります。この場合,両方のFTPサーバのポート番号またはIPアドレスは一意になるように設計してください。

(3) FTPコマンド実行時の注意

(a) ファイル転送要求を行う場合

FTPクライアントに対して,Linux付属のftpコマンドを使用してファイル転送要求を行った場合,FTPインバウンドアダプタのメッセージログに次の2種類のメッセージが出力されます。

  • 未サポートのFTPプロトコルのコマンドである,SYSTコマンドを受信したことを示すメッセージ(KDEC07531-E)

  • エラー応答をクライアントへ返したことを示すメッセージ(KDEC07542-E)

また,FTPクライアントに「502 Command SYST not implemented.」のレスポンスが返りますが,ファイル転送要求に影響はありません。

(b) LISTコマンドおよびNLSTコマンドを実行する場合

LISTコマンドおよびNLSTコマンドを実行する場合,次の点に注意してください。

  • LISTコマンドまたはNLSTコマンドの受付時に,呼び出されるビジネスプロセスの名称は,固定です。そのため,ビジネスプロセスで宛先の振り分けが必要となります。

  • FTPクライアントから,LISTコマンドに続いてファイル転送を行った場合,FTPクライアントとサービスプラットフォームの間では同一コネクションとなりますが,サービスプラットフォームとFTPサーバの間では,LISTコマンドとファイル転送は,別コネクションとなることがあります。