3.2.5 IPアドレスを変更する
システムが稼働しているホストのIPアドレスを変更する手順について説明します。なお,システム稼働中にDHCPなどを用いてIPアドレスを自動変更する運用はサポートしていません。
- 参考
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ここでは,運用管理ポータルを使用してシステムの起動・停止をする場合の例を使用して説明します。説明で使用する画面,コマンドおよびファイルの参照先,コマンドおよびファイルの格納先については,「5. システムの構築・運用時に使用する画面,コマンドおよびファイル」を参照してください。
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,システムを起動または停止する手順やその方法の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「6.1 システムの起動と停止」を参照してください。
Smart Composer機能を使用してシステムを起動または停止する手順やその方法の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」の「2.2 日常運用での起動と停止」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 運用管理ポータルの起動とログイン
運用管理ポータルにログイン済みの場合は「(2) 論理サーバの停止」に進みます。
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Webブラウザを起動し,URLに「http://<Management Serverのホスト名>:<HTTPポート番号>/mngsvr/」を指定して,運用管理ポータルに接続します。
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[Management Serverへログイン]画面で管理ユーザIDまたはパスワードを入力して,[ログイン]ボタンをクリックします。
(2) 論理サーバの停止
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[運用管理ポータル]画面で[論理サーバの起動/停止]をクリックします。
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[サーバビュー]タブで[DefaultDomain]をクリックし,[一括停止]タブをクリックします。
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[一括停止]画面で[実行]ボタンをクリックします。
一括停止要求が受け付けられ,[論理サーバの稼働状況]画面の論理サーバの稼働状況が「稼働中」から「停止中」,「停止」へと遷移します。
(3) 運用管理機能の停止
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運用管理ポータルにログインしている場合は,[ログアウト]アンカーをクリックし,表示されたメッセージを確認して[ログイン画面]をクリックして,Webブラウザを閉じます。
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コマンドプロンプトでmngautorunコマンドを実行し,Management Serverおよび運用管理エージェントがホストの起動と同時に起動する設定を解除します。
コマンドの実行例を次に示します。
mngautorun -d
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コマンドプロンプトでmngsvrctlコマンドのサブコマンド「stop」を実行し,Management Serverを停止します。
コマンドの実行例を次に示します。
mngsvrctl stop -sync
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コマンドプロンプトでadminagentctlコマンドのサブコマンド「stop」を実行し,運用管理エージェントを停止します。
コマンドの実行例を次に示します。
adminagentctl stop -sync
(4) IPアドレスの設定変更
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OSの手順に従って,IPアドレスを変更します。再起動が必要な場合は,システムを再起動します。
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Managerで使用するファイルでIPアドレスを設定している個所を,変更後のIPアドレスに変更します。
Managerで使用するファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「8. Managerで使用するファイル」を参照してください。
Managerで使用するファイルについて,IPアドレスのほかに変更する設定がある場合は,必要に応じて,ここで変更してください。※
- 注※
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Management Serverの開始時に論理サーバを一括起動する設定をしている場合,ここで解除して,IPアドレスを変更する手順を実施したあとに再び有効にしてください。
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次に示すディレクトリ下にあるファイルをすべて削除します。
Windowsの場合
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<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\tmp
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<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\spool\lsinfo
UNIXの場合
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/opt/Cosminexus/manager/tmp
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/opt/Cosminexus/manager/spool/lsinfo
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(5) システムの起動と設定情報の配布
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コマンドプロンプトでadminagentctlコマンドのサブコマンド「start」を実行し,運用管理エージェントを起動します。
コマンドの実行例を次に示します。
adminagentctl start -sync
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コマンドプロンプトでmngsvrctlコマンドのサブコマンド「start」を実行し,Management Serverを起動します。
コマンドの実行例を次に示します。
mngsvrctl start -sync
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コマンドプロンプトでmngautorunコマンドを実行し,ホストの起動と同時にManagement Serverおよび運用管理エージェントを起動するように設定します。
コマンドの実行例を次に示します。
mngautorun both -sync
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Webブラウザを起動し,URLに「http://<Management Serverのホスト名>:<HTTPポート番号>/mngsvr/」を指定して,運用管理ポータルに接続します。
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[Management Serverへログイン]画面で管理ユーザIDまたはパスワードを入力して,[ログイン]ボタンをクリックします。
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[運用管理ポータル]画面で[論理サーバの環境設定]をクリックします。
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[サーバビュー]タブで[DefaultDomain]−[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<任意のJ2EEサーバ>]をクリックし,[設定情報の配布]アンカーをクリックします。
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[設定情報の配布]画面で[ステータス]が[全て配布]ボタンをクリックします。
[ステータス]が「配布中」,「配布済」へと遷移します。
- 参考
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[全て配布]ボタンをクリックすると,[ステータス]が「配布済」の論理サーバにも設定情報が再配布されます。
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[運用管理ポータル]画面で[論理サーバの起動/停止]をクリックします。
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[サーバビュー]タブで[DefaultDomain]をクリックし,[一括起動]タブをクリックします。
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[一括起動]画面で[実行]ボタンをクリックします。
一括起動要求が受け付けられ,[論理サーバの稼働状況]画面の論理サーバの稼働状況が「停止」から「起動中」,「稼働中」へと遷移します。
(6) 運用管理ポータルからのログアウト
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[ログアウト]アンカーをクリックします。
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表示されたメッセージを確認して[ログイン画面]をクリックし,Webブラウザを閉じます。