6.14.1 HTTPアダプタアカウント定義ファイル
HTTPアダプタアカウント定義ファイルは,次の内容を管理するためのファイルです。
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ベーシック認証に必要な認証情報(ユーザ名,パスワードおよび接続先URI)
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署名付きAWS APIリクエストの署名情報付与で使用する情報(アクセスキーID,シークレットアクセスキーおよびアクセスキーペアID)
HTTPアダプタアカウント定義ファイルは,csahttpuseraddコマンドの-fオプションで指定したパスおよびファイル名で作成されます。csahttpuseraddコマンドの詳細は,「5.4 サービスプラットフォームの運用環境および実行環境で使用するコマンド」の「csahttpuseradd(HTTPアダプタで使用するアカウント情報の登録・更新)」を参照してください。
作成したHTTPアダプタアカウント定義ファイルを有効にするには,ファイルの絶対パスをHTTPアダプタ実行環境プロパティファイルのadphttp.config.account-inf-filepathキーに指定する必要があります。
なお,ファイル内容は運用コマンドで管理するため,編集はできません。